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         庭の木々についた霧氷


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ベニカナメの葉(枯葉)のほとりで成長した霧氷の結晶です。

庭の木々についた霧氷・・・

早くも1月も終わりになり、2月1日の朝のことです。今朝はしばらくぶりの寒波が入り、7時の気温がマイナス12度ありました。庭の雪の上を歩くと、気温が低い時に聞かれる特有の音「キュッ、キュッ」と音が聞こえます。雪に埋もれていない庭の木々には真っ白な霧氷がびっしりと付いていました。

早速マクロカメラを取りだし、指のかじかむのを我慢して霧氷の撮影です。じっくりとマクロ撮影をしますと、木々の枝や葉の先には霜の延長とも言える霧氷がびっしりと見えてきます。時間との勝負なので、太陽の光が当たると間もなく溶けてしまいます。すごく小さな氷の結晶ですので、マクロ撮影でもはっきりとは写せない部分があります。画像処理の段階で切り取りましたので、いかにもという感じがするかも知れませんがご容赦下さい。

トップの画像は、ベニカナメの葉(枯葉)のほとりで成長した霧氷の結晶です。

                                                       2021.02.01 作成


霧氷は寒冷地で必ず見られるものではなく、朝の気温がマイナス10度以下の条件下(当地では)で見られる自然現象です。今朝はしばらくぶりにマイナス12度ありましたので、家の周辺の木々は真っ白に覆われています。長靴を履いて木々の回りを探し、気に入った状態のものをマクロ撮影をしました。


霧氷・・・

氷点下の霧のとき、樹木や露出した地物につく白色または半透明の氷。寒地や冬山でみられ、水蒸気の昇華によって生じる樹霜、過冷却した霧粒によってできる樹氷。

気温が−2〜−10℃の間で、過冷却の霧粒が地物に吹きつけられてできる粗氷の3種がある。宮城県・山形県境の蔵王山の樹氷は有名。
                                                         ※ウイキペディアより
枝先や枝の様子 1 枝先や枝の様子・・・

木の枝先や冬芽の先端部に小さな氷の結晶が成長し、その場所でどんどん成長していきます。

良く見ると枝先のように成長するものと、四角い形で成長しているものとがありました。

撮影してきれいだなあと思うのは枝のように成長している霧氷がきれいだなあと思います。これを真横から見ると一本の線に見えてきます。
枝先や枝の様子 2 枝先や枝の様子 3
枝先や枝の様子 4 枝先や枝の様子 5
枝先や枝の様子 6 枝先や枝の様子 7

もろもろの形 1 もろもろの形・・・

面白い形の霧氷を見つけました。雪の重みで折れた部分に成長しているもの、クモの巣でしょうか、糸状の部分に凍り付きこれから霧氷に成長すると思われるもの、そして葉の縁に付いているもの等々がありました。

気のせいですが、葉が垂直になっていると葉の下の部分に霧氷が生じています。これは何でかなあと思いました。上の方は先に溶けてしまったのかも知れません・・。
もろもろの形 2 もろもろの形 3

上の画像はトップロゴ画像と同じものです。
おわりに・・・

上の画像はトップロゴ画像と同じものです。はっきりと氷の状態に成長している部分を切り出して見ました。木の枝のように氷の結晶が成長していく姿は神秘的でもあります。

霧氷について詳しくは知りませんのでネットで調べてみました。霧氷の大きくなった物が木々に取り付く樹氷とは知りませんでした。本物を見たいなと思いつつ、蔵王の雪上車遊覧はまだ果たしていません。

一番初期の状態が霧氷であり、空気中の水蒸気が結晶化して氷になったものとは・・・、いくら寒くても発生する時が常時では無いことが分かります。5月の中頃ですが、八幡平アスピーテラインの開通で山頂近くまで行くと、風の吹いてくる西側の方向に樹氷が出来ているのを見ることが出来ます。
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