おわりに・・・
突然ですが、こんな巨大なヘビの頭を見たらほとんどの方がびっくりするか「ギョッと」します。私だって予期しない場面で出会うとびっくりするはずです。
しかし、作成しながら見ているヘビの表情は、一番ぐらい穏やかな表情をしていることに気がつきます。多分ですが、正面から見ているせいでしょうか、瞳がまん丸である事に気がつきます。攻撃的になっている場合、瞳が細くなり縦長になるのでしょうか。縦長の瞳を見ていると、ヘビ好きの私でもちょっと怖いなあと思うくらいです。皆さんはどうでしょうか・・?。どちらにしてもヘビが苦手な方にとっては関係のないことでしょうが・・。
かなり接近しマクロ撮影をすると、何気なく見ているヘビのウロコの一枚一枚が精巧なパネルの集合体に見えてきます。頭部が重いためでしょうか、皮膚のウロコがが凹んでいますのでそんな感じがしました。
私につきまとわれて迷惑であったと思われますし、10センチぐらいまで接近しストロボ光を浴びせられたらヘビも恐怖感を抱くはずです。その結果が逃げるのではなく攻撃したのだなあと思いました。
シマヘビ・・・
シマヘビは、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ナメラ属に分類されるヘビ。無毒。全長80-200p。日本(北海道、本州、四国、九州、大隅諸島)固有種。
全長80-150cm。通常は淡黄色の体色に、4本の黒い縦縞模様が入るが、縞がまったくない個体やアゴの辺りが黄色い個体もいる。種小名quadrivirgataは「4つの縞」の意。胴体中央部の体鱗は19列。腹板は目立つ模様はなく、クリーム色や黄色または淡紅色。体の細さに比べて鱗は大きく、皮膚に柔軟性がないため、あまり大きな餌は飲み込めない。虹彩は赤く、瞳孔は縦長の楕円形。
主に耕地や河川敷に住み、草原や森林にも住む。危険を感じると尾を激しく振るわせ、地面を叩いて威嚇する。食性は幅広く、ネズミ、小鳥、トカゲ、カエル、ヘビ等を捕食する。特に爬虫類や両生類を好み、共食いもする。飼育下ではドジョウを食べた記録もある。アオダイショウとは違い、あまり木に登らず、地表を素早く動く。
本種はアオダイショウ、ヤマカガシとともに、日本国内の農村でよく見られるヘビである。シマヘビの食性はヤマカガシよりも幅広いが、やはり主にカエル類を主食とするため、稲作の発達と共にカエルの分布が拡大し、それに伴い本種の生息範囲も広がった。
木に登ることがほとんどなく、地表を這い回るため、交通事故に遭いやすく、生息域が道路や塀などで分断されてしまうとそれを越えることができなくなり、現在では都市の周辺では見かけなくなってきている。アオダイショウやヤマカガシに比べると神経質で攻撃的な個体が多いとされる。
また、無毒ではあるが、歯は鋭く、咬まれると痛い。他のヘビに比べ動きも素早く、油断すると危険。口内から破傷風菌が検出されたとの報告もあるので、咬まれたら患部を水でよく洗い、消毒すること。
(※ウイキペディアより)
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