動物の表情に戻る


         2018雪上の足跡から


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント マクロの目 江刺ふるさと探訪記  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情動物の表情>2018雪上の足跡から

 サイトマップ


隣家のゴミ捨て場に向かう動物達の軌跡です。ネコ達の足跡と鳥達の足跡が見られます。
2018雪上の足跡から・・・

例年になく雪の多い年になりました。累積積雪はいくらになりますか、おそらく60センチを超していると思われます。昨年中に降った屋根の雪は溶けたのですが、1月26日にはまたもや大量に降り、溶けきらないで屋根に積もったままになっています。

野生の動物たちは生きるのに必死です。まして大雪になり、地面が見えない時はエサを探すのに大変です。雪の上を歩かなければエサにありつけないし、エサがあるという保証はありません。家の前の畑の側に、隣家のゴミ捨て場があります。そこを目がけて動物たちの生きるためのバトルが始まっています。

家の周辺で見かける野生(野生化した)の動物達、果たしてどの位の種類が見られるのでしょうか。私が実際に目撃したことのあるのは、タヌキ、キツネ、ハクビシン、野ネズミ程度であり、鳥類はスズメ、カラス、トビ、ヤマバト等々、他は名前が分からないので挙げられません。以前は野良犬と称する放置された飼い犬が居りましたが、今はほとんど見かけることがなくなりました。

雪上に残された足跡、これは厳しい冬に生きる動物達の生きるための軌跡です。最初は鳥達の足跡をたどってみました。トップの画像は、隣家のゴミ捨て場に向かう動物達の軌跡です。ネコ達の足跡と鳥達の足跡が見られます。

                                                        2018.02.05 作成


手軽に見つけられるのが鳥達の足跡です。大なり小なり三本指ですから、雪の上に記された足跡を追いかけて見ました。大きさはまちまちであり、雪の深さと付けられた時間の差に違いが見られました。風が吹くと輪郭が崩れたり、飛ばされてくる雪が積もったりします。宅道のアスファルト道路では、気温が上がるとたちまち溶けてしまいます。

鳥達に比べて大型の動物の場合、体重がありますので雪に深くめり込んでしまい、本当の足跡だけになってしまいます。最初に鳥達の足跡を探してみました。残念ですが、歩いている姿を見ていれば鳥の名前が分かる場合もありますが、全くの足跡だけでは知識がありませんので名前の同定はほとんど無理です。
宅道の雪に付けられた足跡 1 宅道の雪に付けられた足跡・・・

宅道にうっすらと積もった雪を除けていたら、タイヤ跡の側に鳥の歩いた跡が残っていました。上の場所で無くなっているので、多分ここからは飛び立ったのだと思います。
宅道の雪に付けられた足跡 2 上の足跡を場所を変えて撮影してみました。
宅道の雪に付けられた足跡 3 じっくりと見て撮影していたら、何とネコの足跡が残されていました。左先は雪の壁になっているので、ネコはここからジャンプして雪の壁を乗り越えて左奥にある小屋の方へと進んでいました。

周囲を探してみたら、足跡がまだまだありました。最初に付けられた足跡の上に雪が積もったらしく、何となく周囲がぼやけてきていました。

一番下の画像は少し大きめの鳥の足跡の様で、くっきりと食い込んでいました。
宅道の雪に付けられた足跡 4 宅道の雪に付けられた足跡 5
宅道の雪に付けられた足跡 6 宅道の雪に付けられた足跡 7

家の後ろにある足跡 1 家の前の日だまりの場所ばかりでなく、北側の土台の部分に来る鳥の足跡を探してみました。この場所は唯一土が出ている部分であり、かなりの鳥達が訪れている感じがしました。

最初に付けられた足跡が溶けて、夜中の寒気で凍結し多様な感じになっていました。
家の後ろにある足跡 2 家の後ろにある足跡 3


雪に刻まれた鳥達の生き様 1
雪に刻まれた鳥達の生き様 2
雪に刻まれた鳥達の生き様・・・

雪の上に描かれたひっかいた様な模様がありました。私は見た瞬間、野鳥が砂の上で身体を洗う動作に似ているなと思い撮影したものです。小さな野鳥ではこんな模様が出来ませんから、カラスかなあと思いたくもなります。先頃現場で見かけたのはつがいのヤマバトです。もしかすると「ヤマバト」かも知れません。

翼を大きく開き、身体毎雪にこすりつける所作跡でしょうか、まるで砂を浴びている・・そのように見えてきます。身体の重たい部分がめり込んでおり、そこから翼が開いています。雪の上で身体を洗う(?)動作をするのか分からないのですが・・・。

次のページは動物達の足跡の予定ですが、足跡収集が不足していますので少々遅れると思います。
                         次のページへ →