2021カモシカ初見に戻る

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逃げていくカモシカ 私も逃げられないようにと必死に追いかけたら、回り込んだ先がご先祖様を祀った墓のエノキの側に立ち、私をじっと見ています。

こうなったらもっと接近して、カモシカのシャープな画像を撮影したいのですが、二本の鋭利な角が目に入り近づけませんでした。もし突進してぶつかってきたら、エノキの幹に身体を預け防ぐしか方法がありません。そんなことを考えていました。

下の画像はほぼ同じ状態ですが、目の位置が少し違っています。
私をじっと見つめています 1 私をじっと見つめています 2
ほぼ真後ろからの姿 ひょいと田んぼの方を見た様で、ほぼ真後ろからの姿になりました。角はこれから成長していくのでしょうが、細くて尖っています。
私をじっと見つめています 3 もっと接近したい私の気持ちが通じたのか、それとも山の方が恋しくなったのか、ひょいと畑を横切り田んぼのあぜ道に入り込み姿を消しました。

私を見つめた最後の画像になりました。

田んぼの中のカモシカ 1 田んぼの中のカモシカ・・・

たまたまカメラの電池が切れ、家に戻り別のカメラを持ちだしてカモシカの姿を黄色に変わりかけた田んぼの中に探しました。

居ました居ました、100m以上離れて居ましたが、あぜ道を一心に走り山の方へと突っ走って居ました。時には飛び跳ねたり、ゆっくりでしたが田んぼの中に消えていきました。
田んぼの中のカモシカ 2 田んぼの中のカモシカ 3
田んぼの中のカモシカ 4 かなり離れていますが、かろうじて頭の様子が分かり耳や角が見えていました。
田んぼの中のカモシカ 5 後ろを振り返りながらしょんぼりと歩いています。少なくても私にはそう見えていたのです。300mほど離れています。

田んぼの中のカモシカ 5
おわりに・・・

カモシカとの遭遇は初めてのことでもあり、びっくりすると共にかなり興奮して舞い揚がっていた私です。遠ざかっていくカモシカ見ながら山の方に向かい、「また来いよなあー」と見送って居ました。見えなくなった場所はおよそ300m程離れていました。画像の切り取りで荒くなりましたが、走っている様子が何とか分かりました。

次に遭遇出来たなら、カメラ機能を駆使し満足出来る画像を作成したいものです。


カモシカとは・・・

カモシカ(羚羊)とは、広義には、ウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ亜科の、ヤギ族以外3族の総称。8属10種が属す。

シカの名が入っているが、シカの属するシカ科ではなく、ウシやヤギと同じウシ科に属する。したがって、シカとは違いウシ科のほかの種同様、角は枝分かれせず、生えかわりもない。

また、日本ではしばしば、カモシカと言えば、国内に棲息する唯一のカモシカ類であるニホンカモシカを指す。山形県・栃木県・山梨県・長野県・富山県・三重県の県の獣にも指定されている。

日本(京都府以東の本州、四国、九州)固有種。本州では東北地方から中部地方にかけて分布し、京都府北部、鈴鹿山脈・紀伊半島などに隔離分布する。九州では大分県・熊本県・宮崎県に分布する。

頭胴長(体長)105 - 112センチメートル。尾長6 - 7センチメートル。肩高68 - 75センチメートル。体重30 - 45キログラム。全身の毛衣は白や灰色・灰褐色。毛衣は個体変異や地域変異が大きい。頭骨の額は隆起する。角長8 - 15センチメートル。角は円錐形。角はやや後方へ湾曲し、基部に節がある。耳長9 - 11センチメートル。耳介は幅広く、やや短いため直立しても耳介の先端と角の先端が同程度の高さにある。眼窩はやや小型で、涙骨の窪みは前頭骨に達しない。第2前臼歯前端から第3臼歯後端までの最大長(臼歯列長)が左右の臼歯の間の幅よりも長い。四肢は短い。

                                                     ※ウイキペディアより抜粋

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