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長い尾と下腹部の様子です。尾の長さが丁度6センチありました。 | |
もしかしたら雌雄が分かるかも知れないと思いましたが、私には区別がはっきりしません。 |
耳を中心に撮影しましたが、死んでもぴーんと立っている耳です。その内に垂れ下がるのかも知れません。 | |
耳の拡大撮影です。中まで見えていますが、大きな耳はそれだけ音に敏感であると言うことです。 |
我が家に出てくる家ネズミ、土間の下のコンクリートに住んでいた子ネズミですが、耳の大きさ、尾の長さ、細長いフンの形等からクマネズミの子と判断しました。春になると毎年と言うほど子ネズミが出てきて、待ってましたとばかりに家のネコたちに捕獲されます。さすがにタンパク源とばかりにすぐ食べることはありませんが、放置しておけばその内にエサになります。家の中で食べられると汚いことや、ネコのイメージがダウンしますので取り上げて埋めてしまいます。 なんだかんだで、四月になって三匹の子ネズミを捕まえてきた愛するネコたちです。ご褒美は何もありませんが、すぐ取り上げられて目線から隠してしまいます。私が手に持っているのを分かると、まとわりついてにゃあにゃあとうるさくなります。三回目の子ネズミは大きくなっていました。 畑や家の周辺には野ネズミの巣穴が無数にあり、大切にしているカタクリやユリの球根が食われてしまいます。野ネズミはさすがに家の中には出てこないようです。
家ネズミとは、人家やその周辺に棲息するネズミ類の総称である。日本のネズミ類のうちでこれに当たるものは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類にほぼ限られる。これに対して野外に棲息するアカネズミ、ハタネズミなどを「ノネズミ」と言う。 3種の家ネズミは、ほぼ世界中に分布し、日本にもほぼ全域に棲息するが、いずれも人間とともにユーラシア大陸から渡ってきた史前帰化動物と考えられる。人間生活への随伴性を身につけ、世界に広がる前の野生動物としての原産地は、メソポタミア地方の河川流域や沼沢地帯と考えられている。 現在、都内での調査によるとネズミ関連の相談件数で種の断定ができたものの9割合以上がクマネズミであり、住宅の屋根裏などに住むネズミのほとんどがクマネズミとなっており、都会の高層階でもクマネズミが大量発生している。 クマネズミは他のネズミより警戒心が強く捕獲しにくく、殺鼠剤に耐性のある肝臓の毒代謝能力の高いものが多く現れており、捕獲が難しくこれも増加の一因となっている。 |
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