家ネズミあれこれに戻る

ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情動物の表情家ネズミあれこれ>その2

 サイトマップ


鼻・歯の様子 鼻・歯・前肢の様子・・・

鼻・歯・前肢の様子をマクロ撮影をしました。尖った鼻先にある小さな穴が分かります。

口を大きく開いたため、上下二枚の歯が分かります。最初にもふれましたが、ネズミの歯は何かをかじってすり減らさない限りどんどん伸びると言います。

大切な家具等をかじりまくるにっくきネズミですが、家に住むネズミにとって何かをかじりまくらないと身体がもちません。人間にとっては迷惑なことでも、ネズミにとっては生きていくために必要な行為です。
前肢の様子 前肢の様子です。あまりはっきりしませんが、以前に撮影したモグラの足先に似ています。それにしても長い指と爪です。

長い尾と下腹部の様子 1 長い尾と下腹部の様子です。尾の長さが丁度6センチありました。
長い尾と下腹部の様子 2 もしかしたら雌雄が分かるかも知れないと思いましたが、私には区別がはっきりしません。

耳の様子 1 耳を中心に撮影しましたが、死んでもぴーんと立っている耳です。その内に垂れ下がるのかも知れません。
耳の様子 2 耳の拡大撮影です。中まで見えていますが、大きな耳はそれだけ音に敏感であると言うことです。

生きている姿 1 生きている姿から・・・

ここからの三コマは生きている子ネズミの様子です。

油断すると暴れられ、逃げ出すためにかじられるのでしっかり押さえていました。もしかするとそれが原因で、身体に圧力をかけて弱らせたのかも知れません。気がついたら動けなくなっていました。

可哀相なことをしましたが後のまつりです。撮影後、土を掘って埋めました。
生きている姿 2 離してくれーと訴えている目に見えてなりません。がっちりと掴まれているので仕方ありません。
生きている姿 3 強力な武器の歯の様子です。この時の子ネズミの歯は色が透き通り、先端部が尖りかじられてたら手に穴が開きます。

鼻先の周りのひげがきれいに見えていましたし、鼻の穴がはっきりと分かります。

生きている姿の子ネズミは、三度目に捕まえられた子ネズミです。わずかですが大きくなっていました。

我が家に出てくる家ネズミ、土間の下のコンクリートに住んでいた子ネズミですが、耳の大きさ、尾の長さ、細長いフンの形等からクマネズミの子と判断しました。春になると毎年と言うほど子ネズミが出てきて、待ってましたとばかりに家のネコたちに捕獲されます。さすがにタンパク源とばかりにすぐ食べることはありませんが、放置しておけばその内にエサになります。家の中で食べられると汚いことや、ネコのイメージがダウンしますので取り上げて埋めてしまいます。

なんだかんだで、四月になって三匹の子ネズミを捕まえてきた愛するネコたちです。ご褒美は何もありませんが、すぐ取り上げられて目線から隠してしまいます。私が手に持っているのを分かると、まとわりついてにゃあにゃあとうるさくなります。三回目の子ネズミは大きくなっていました。

畑や家の周辺には野ネズミの巣穴が無数にあり、大切にしているカタクリやユリの球根が食われてしまいます。野ネズミはさすがに家の中には出てこないようです。


家ネズミ・・・

家ネズミとは、人家やその周辺に棲息するネズミ類の総称である。日本のネズミ類のうちでこれに当たるものは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類にほぼ限られる。これに対して野外に棲息するアカネズミ、ハタネズミなどを「ノネズミ」と言う。

3種の家ネズミは、ほぼ世界中に分布し、日本にもほぼ全域に棲息するが、いずれも人間とともにユーラシア大陸から渡ってきた史前帰化動物と考えられる。人間生活への随伴性を身につけ、世界に広がる前の野生動物としての原産地は、メソポタミア地方の河川流域や沼沢地帯と考えられている。

かつての日本家屋では、天井に営巣するクマネズミと、台所や下水道に穴居するドブネズミが、生活の場を棲み分けていた。ハツカネズミはもともと他の2種と比べると少ない。 その後、戦後の都市化とともに、地下街や下水道など湿った場所を好むドブネズミが勢力を伸ばしたが、1970年ごろからの高層ビル建築ラッシュとともに、乾燥した高いところを好み登攀力に優れ、配管等を伝ってフロア間を自由に行き来することができるクマネズミが目立ち始めた。

現在、都内での調査によるとネズミ関連の相談件数で種の断定ができたものの9割合以上がクマネズミであり、住宅の屋根裏などに住むネズミのほとんどがクマネズミとなっており、都会の高層階でもクマネズミが大量発生している。

クマネズミは他のネズミより警戒心が強く捕獲しにくく、殺鼠剤に耐性のある肝臓の毒代謝能力の高いものが多く現れており、捕獲が難しくこれも増加の一因となっている。
                                                       ※ウイキペディアより

                    ページの最初に戻る →