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アジサイとクマバチ・・・

バーベナの場合は一つの花が小さいので、クマバチが密を吸うのには少々不便なことになりそうです。しかし、アジサイの場合は花の中にどっぷりと身体を入れ、のんびりと蜜を吸っているように見えてきます。

ここでは可能な限り接近し、身体の構造等が分かるように配置してみました。最後の画像は、偶然にも飛来している姿の記録からです。いつものことなのですが、ねらってもなかなか思うように撮影できない姿です。少々ピントが甘いのですが仕方ありません。
アジサイとクマバチ 1
アジサイとクマバチ 2
アジサイとクマバチ 3
アジサイに飛来するクマバチ・・・大きな複眼でにらんでいるように見えます。


バーベナ上のセセリチョウ・・・

セセリチョウの仲間は動きが活発で、じっとしていることがあまりありませんので接近撮影はかなり大変です。クマバチの場合は小さな花に大きすぎる口吻を差し込み蜜を吸いますが、セセリチョウは細い渦巻き状の口吻を伸ばして花に差し込み蜜を吸います。

少々ピントが甘いのではっきりはしませんが、顔の中心から管を出しているのが見えてきます。

最後の画像は、口吻を伸ばしながらバーベナ上に飛来する姿です。翼を広げてこれから着地する大形の鳥のような姿に見えてきます。数多く撮影した画像の中にありましたが、偶然の産物であり気に入った姿です。

翼を広げた斑点の並びから、イチモンジセセリと判断しました。数多くあるチョウの仲間の中で、翼を立てて止まっているセセリチョウの姿はジェット戦闘機を連想させ、見ていて飽きないチョウの一つになります。
バーベナに飛来し蜜を吸うセセリチョウ 1
バーベナに飛来し蜜を吸うセセリチョウ 2
口吻を伸ばしながらバーベナ上に飛来する姿。

私にとって、このページで紹介した飛来する虫たちの画像は少ないのですが、技術的に難しく再度挑戦してみたい分野とも言えます。虫たちの接写撮影(今はマクロ撮影)は、一眼レフカメラを使用し始めた頃に始まります。白黒フィルムと発売されたばかりのストロボを使用して撮影したのですが、適正露出の決定がもの凄く困難であったことが思い出されます。ほとんど失敗だらけの画像でしたが、現像したフィルムの中に一コマでも気に入った画像があれば嬉しくなった思いが今でも残っています。

あれからうん十年後の今、カメラの機能の進化が素晴らしく、撮影者の私は虫たちを見つけてシャッターを押すだけ。あとはカメラが判断して適切な画像を造ってくれます。気に入らない画像は撮影技術が下手な証拠、当時から見たら夢のような話になります。
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