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   胆沢ダム・試験湛水 弘法の枕石までの湖畔


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弘法の枕石までの湖畔道路・・・

4月22日のことですが、工事中の弘法枕石公園までの道路が期限を切って共用された事を知り、つぶ沼の旧道まで行き新しい湖畔道路をドライブしました。すでに道路は完成していますが、舗装が未完成であったりガードレール等がこれから整備されることもあり、安全管理上一般道路として共用されていません。

奥州市長からの要請(新聞報道による)や、胆沢区の皆さんの熱意が実を結び8月31日までの臨時共用です。胆沢ダム工事に伴う全く新しい湖畔道路であり、将来的には猿岩の下を通過し一関市までつながる道路になります。新しい橋がかなり建設され、たっぷりと水が貯まり始めた中に浮き上がる猿岩の姿は、初めて見る私や訪れた方にとって目に焼き付きます。

ここでは内容を次の様に構成してあります。つぶ沼旧道から猿岩橋までの湖畔道路、進むにつれて目に迫る猿岩の様子、湖底から引き上げ祀った弘法の枕石公園の様子です。

本来ですと四月末に撮影したのですが、このあたりから体調不調を来たし五月に入り発病(帯状疱疹)、連休で病院が休診等々でこじらせて六月に入院(二週間)、心身ともに完全にダウンしページを作成する意欲を喪失しました。

時間がかなり経過しましたが五かけ月後の今、微々たる歩みですがウチノメサイトの復活に取り組んでいる私です。長時間座ることが辛いのですが、何とか頑張らなくてはと自分の身体に檄を飛ばしています。


湖畔道路 1 つぶ沼経由の旧道からの分岐点・・・

旧道から湖畔西側に新しく造られた道路です。最初にもふれましたが、雪解け道がやっと解消し乾き始めた道路であり、舗装されてはいません。

道路のフェンスがやっと完成したばかりですが、この場所の冬の積雪は平地とは違い、かなりの量になりますし斜面上からの移動があり、フェンスが破壊されることもあります。

平地では見られない残雪を横目に、撮影しながら行けるところまで走りました。
湖畔道路 2 湖畔道路 3
湖畔道路 4 湖畔道路 5・・・山の切れ目の部分がダム堰堤内側になります。
湖畔道路 6・・・見えている橋は谷子沢橋。 振り返ると谷子沢橋が見えています。これからまだまだ水が貯まりますので、傾斜部分まで水が来る様になります。
湖畔道路 7・・・猿岩が見えてきました。 まだ雪が残ったいますが、進むにつれて猿岩が見えてきました。

このあたりは雪の多いところのようで、山裾の上から流れるように湖面に続きます。また、一番ぬかって道路の悪い場所でした。
遠方に見えてきた橋が奥州湖大橋になります。湖畔には多くの新しい橋が架けられており、完成した時には素晴らしい観光名所になりそうです。

湖畔に乗用車が見えており、何をしているのかなと思ったら私たちの監視の方々でした。完全に共用許可が下りたのでなく、あくまでも臨時の許可だという事です。心ない人々が勝手な行動をしないことを祈りました。
中央左の橋は「猿岩橋」であり、湖面をまたいで一関市方面に向かう道路につながります。もちろん立ち入り禁止でしたが・・。
名前を記録するのを忘れましたが、右側延長部分が堰堤内側になります。距離にしてどの位あるのでっしょうか。後ほど地図から図ってみたいと思います。
胆沢川上流方面になります。
猿岩橋のところで立ち入り禁止になりますが、まだまだ道路が続くようです。完成時には車で走られない様に思います。管理用の道路なのかなと思いました。
猿岩橋入り口です。ここからは立ち入り禁止でした。
工事中の猿岩橋です。今までの道路とは違い幅が狭くなっています。供用開始の時は、どのうな利用形態になるのでしょうか・・。車のすれ違いがかなり困難に思えたからです。

まだ雪がありました。

湖畔から見た猿岩 1 湖畔から猿岩を望む・・・

猿岩の存在は中学生当時から知っていました。何せ、猿岩の岩石をダイナマイトで破壊し石淵ダムの堰堤にしましたので、当時はダイナマイトの使用量との関係から話題になったのです。

しかし、私たちの知っている猿岩は岩の下を通る時に見られるだけで、遙か西側から眺めることはほとんど無理でした。

ここでは、猿岩の様子をドライブしながら記録してみました
湖畔から見た猿岩 2 湖畔から見た猿岩 3
湖畔から見た猿岩 4 猿岩西側を見ながらのドライブですが、巨大な柱状節理岩石が見えています。崖の高さは不明ですが、崩れ落ちた岩石が湖面につながっています。
湖畔から見た猿岩 5 湖畔から見た猿岩 6
湖畔から見た猿岩 7 見事な柱状節理の岩石、不安定になると崩れ落ちそうです。
湖畔から見た猿岩 8 猿岩の様子が今までとは違う角度になりました。かなり上流に来ていますが、湖面に落ち込む場所の奥はダム堰堤の内側になります。

訪れたのはこの時だけでしたが、夏の青空の下の様子を撮影できなかったことが悔やまれます。来年にはゆっくりとドライブできそうなので、それまでのお楽しみにしておきます。
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