おわりに・・・
今回初めて胆沢ダム堰堤を歩いてきました。歩きながら思ったのことは、今後いつまで堰堤上への立ち入りが許可されるのだろうかと言うことでした。
今回撮影はしませんが、堤体斜面の湖面側に大きな枯れ木が打ち上げられていたことです。何時の増水時なのかは分かりませんが、上流から流れてきたものだと思われます。
堰堤入り口の注意にもありましたが、とにかく風が強いのには驚きました。半端な強さではないので、強風時の子ども連れは気をつけないと危険になります。堤体の両側は大きな岩石が敷き詰められているロックフィルダムです。堰堤からはみ出ての立ち入り等は厳禁ですが、縁石に張られている頑丈なワイヤーチェーンのみなので、そこから出ることは可能です。
怖いなと思った場所があります。洪水吐きの橋に設けられているフェンスはは大人用には良くても、子どもはするりと抜け出て外に出て落下する危険性が多分にあります。転落事故等が生じないうちに、フェンス部分の安全対策を考えてもらいたいものです。
ダム工事見学会に出かけ、一番重要なコア(粘土層)部分の埋め込み作業から見てきた私は、ダムの完成と共に今まで見てきた作業の経緯が昨日のように思えてなりません。なにせ、一番下には観察用のトンネルがあり歩くことが出来ると言います。係の方にお尋ねしたらほとんど階段だけですよとのことでした。
待ってましたとばかりに出かけた堰堤上の散歩でした。四季折々に見せるダム周囲の様子に期待し、これから何回となく訪れるだろうなと思いながら駐車場まで戻ってきました。
最後の画像は、洪水吐きを見下ろす堰堤から遙か下流を見下ろした様子です。まだまだ工事中の様子そのままですが、可能な限りかつての様子に復元し市や土地所有者に返却されると言います。奥州市胆沢区に造られた新名所の
「胆沢ダム」です。皆さん是非とも現地にお出で頂き、広大なダムを身体一杯に感じて欲しいと願います。
(2014.04.28 作成)
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