風景の表情に戻る


      釜石広域・ウインドファーム(総合編)


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>釜石広域・ウインドファーム(総合編)

  サイトマップ


貞任牧場エリア稜線の道路脇に林立する風車の一部
釜石広域・ウインドファーム(総合編)・・・

十月一日のことですが、朝から真っ青な日本晴れになり遠野市土淵町山口まで走ったほっづぎ親子です。ねらいの石碑は「保食大神(うけもちのかみ)」の撮影です。撮影が終了し帰りながら見つけた「ウインドファームまで8km」の道路標識、遠野市に来るたびに遠くの山の稜線にそびえる風車が目の中にありました。

いつも見ていた稜線の大型の風車、思いつきでしたが山道の8kmを走りました。山道はちょっときつく、行けども行けども風車は見えません。やっとの思いで数多く林立する大型風車を見つけた時は嬉しくなりました。現場にある案内看板によると私が見た風車はほんの入り口部分であり、さらに20分以上稜線を走らないと展望台までは行けないようでした。秋晴れの日を選び、再度走りたいなと思いました。

釜石広域ウインドファームについては、十月一日のほっづぎある記の内容で紹介してあります。ここでは釜石広域ウインドファーム総合編として、十月二十五日に再度訪れた内容を追加してまとめてみました。広域エリアには釜石側の貞任牧場エリアと大槌町側の新山牧場エリアがあります。

トップの画像は、貞任牧場エリア稜線の道路脇に林立する風車の一部であり、「ギューン・ギューン」と音を出し回転していました。
         
それぞれのエリアの詳細については画像をクリックするか、タイトルをクリックしてお進みください。

                                                      (2014.11.24 作成)


ウインドファーム・遠野側入り口
釜石広域・ウインドファーム・遠野側入り口・・・

遠野市山口地区と言いますと、見所は山口の水車が代表的なものです。今回も石碑の撮影の途中で立ち寄ってみましたが、水も流れていなく水車は止まったままでした。ちょっぴりがっかりしましたが、仕方ありません。山口の水車入り口分岐点に大きな看板があり、この左側の案内に目が行きました。

左側、風力発電施設8kmと表示がありました。この左側の道路を道なりにどんどん進みます。
ウインドファーム案内地図
貞任牧場エリアにあった案内地図・・・

やっと大きな風車が見えてきた所に、現在地と朱書された大きな看板がありました。この場所へは橋野高炉跡付近からも来られるようですが、大槌側からならともかく遠野側からは無理なコースになります。貞任牧場エリアはこの周辺にあります。

絵地図にも書かれていますが、新山牧場エリアへはここから稜線を15kmほど走らないと行けません。
ウインドファーム概要案内。
釜石広域・ウインドファームの概要案内・・・

遠野市、釜石市及び大槌町の3市町に真上がる丘陵地帯に新エネルギー供給施設として風力発電所を設置。平成16年12月、営業開始。

設置容量:総出力42,900kw  遠野市、釜石市、大槌町のほぼ全域に匹敵する約3万世帯分相当の発電量。

設置風車:三菱重工業製1,000kw風車42基、900kw風車1基
        3枚翼プロペラ型
        ハブ高さ 68m
        ローター径 61.4m

設置基数:遠野市12基、釜石市17基、大槌町14基

電力販売先:発電した電力は全量を東北電力へ売電、17年間の長期買取契約を締結。
         (東北電力より各家庭へ送られる)

設置者:(株)トーメンパワー釜石
                                                         (※案内看板より)


道路脇に見える風車四基。 貞任牧場・・・

山口の水車分岐点から8km以上走ると、道路脇に大きな風車が見えてきます。

側まで行けるのですが、必ずと言うくらい立ち入り禁止の立て札があり側には行けません。

これにはちょっとがっかりしましたが、私有地につきと朱書されていると仕方ありません。
十一基の風車群は圧巻です。 新山牧場・・・

貞任牧場エリアから稜線をかなり走ると、第二のエリアである新山牧場内の風車が見えてきます。

貞任牧場エリアとは違い、土盛りされた展望台(海抜1000m)があり、ここからの眺望は素晴らしいの一語に尽きます。

晴れ渡っていれば太平洋や大槌湾、釜石湾、十二~山のレーダードームが見えます。

何より嬉しかったのは、風車タワーの根元まで行けることでした。