水が抜かれた湯田ダムに戻る

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湖底の様子から・・・

新聞記事で見た旧大荒沢駅のホームの姿、撮影した期日は9月20日となっています。私が知りたかったのはどこから撮影したのかと言うことですが、残念ですが知るよしもありません。仕方がありませんので、撮影した湖底の記録からもしかしたらの可能性を期待して探してみました。
湖底の様子 1 湖底の平らな部分、もしかしたらホームの跡とも期待しましたが見当たりません。

交通量がかなりあり、狭い路肩駐車は他車への迷惑になりますので遠慮しました。それと、湖底がきれいに見られる場所もあまりなく、ほとんどが木の間から見下ろす形になりました。
湖底の様子 2 湖底の様子 3
湖底の様子 4 トンネル口です。と言うことは線路がこの位置の高さになります。
湖底の様子 5 現在の北上線と鉄橋部分、その下にかつての横黒線が並行している場所です。光線状態が良くないのですが、何とか分かりました。
湖底の様子 6 杉名畑のページの紹介にあった場所の延長部分になります。画像下の道路らしき場所、かつての平和街道です。

北上線ビューポイント・時刻表・・・

せっかく錦秋湖上流まで来ましたので、帰りはゆっくりと「ほっとゆだ温泉」に入りたくなりました。かなりの距離がありますので走っていたら、路肩に広い駐車スペースがある場所を発見です。この部分だけ木々の茂みが無くなり、見晴らしの広がり、その奥には錦秋湖を渡ってくる鉄橋がありました。

この場所は北上線ビューポイントと命名するだけあって、絵になる構図の場所でした。今は誰も居ない場所ですが、イベント列車でもあるSL運行があったら貸し切り陣取りの場所になります。たまたま時刻表を見たら、それ程待たなくても上下線の通過が見られそうでした。
北上線ビューポイント  ここまでの道路は、和賀川が木々の間からしか見えない状態です。紅葉の葉は散り落ち、小枝の間から対岸や川の流れが見えています。

見えました鉄橋です。正面に太陽があるのに、南中高度が低い季節のため山の麓近くにある鉄橋の半分が日陰になっています。
北上線ビューポイント  北上線ビューポイント 
北上線ビューポイント  上り線・・・

ほっとゆだ駅発 14:26、ゆだ錦秋湖駅着 14:33の二両編成の列車でした。
北上線ビューポイント  北上線ビューポイント 
北上線ビューポイント  下り線・・・

ゆだ錦秋湖駅発 14:16、ほっとゆだ駅着 14:26の一両編成。
北上線ビューポイント  北上線ビューポイント 9

ロゴ画像 2
おわりに・・・

上下線の列車の通過を撮影してからほっと湯田駅に向かいました。この駅は何度となく訪れていますが、温泉には入っては居ません。入湯料300円を払い、ゆっくりと温泉につかりました。知ってはいたのですが、浴室に信号機があり、列車の発着間近になると点滅して知らせてくれます。

浴槽が三つあり、ぬるめ、普通、高温に区別されています。順序よく入りましたが、熱め好きの私にも高温は無理で、膝かぶまでしか沈めませんでした。気持ちの良い温泉ですし、たまには通りながら一休みする価値がありそうです。新しい発見でした。

上の画像タイトルにある・・・次の機会は10年後!貴重な光景を見逃すな!、水没した集落から見渡す好悪用のパノラマ・・・。残念ですが紅葉の時期は終了していました。木の葉がない分、景色が木々の枝の間から見えています。残念であった事は、もっと早い時期に訪れるべきだったと言うことです。情報に疎いと言いますか、近場になるほどいつでも行けるというマジックにおちいり失敗します。しかし、59年前の地域の写真から作成された合成写真の発見は嬉しい収穫になりました。

春になって、元通りに満水状態になった湯田ダムを訪れてみたいと思います。その時、堰堤上をどこまで入られるか興味が今から湧きます。ダム完成で水没する前、工事中の現地をオートバイで走り抜け撮影した記憶があります。確実に撮影したかは定かではありませんが、古いネガを調べてみたいと思います。
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