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         2015水沢公園桜まつり


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水沢の三偉人の一人「齋藤實」の銅像
水沢公園・桜まつり・・・

しばらくぶりに水沢公園の桜を見て撮影をしてきました。現職当時の昭和60年頃以来ですから、30年振りのことでもあります。当時よりも公園はきれいに整備されていますが、サクラの開花状況は当時と変わらず見事なものでした。空模様にも恵まれ、大勢の皆さんがきれいな桜の花を見て満足していたと思われます。

公園への入り口は何カ所かありますが、桜の花を鑑賞するためならば、駒形神社側と体育館側からの二ヵ所があげられます。我がほっづぎ家族は車を駐車した関係から、最初に入ったのが西側の水沢体育館側からでした。たまたまですが公園内で植木市が開催され、案内看板にはそのことが明示されていました。

ここでは、広い公園内の桜の名所を中心に撮影した画像から紹介いたします。トップのロゴ画像は、水沢の三偉人の一人「齋藤實」の銅像であり、どっしりと椅子に座り日本の将来を見守っている感じさえします。


水沢公園・・・

水沢公園は、明治11年(1878年)頃に放浪の旅人、蓑虫山人が設計したとされ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガンなど約450本の桜が咲き誇る桜の名所である。また県の天然記念物に指定された樹齢350年前後のヒガン系桜の古木が群生しており、春にはしっとりとした花を咲かせる。中でも、ベニシダレ、シロジダレの花枝が垂れる姿は優美である。

東日本大震災復興支援プロジェクト「東北・夢の桜街道推進協議会」
日本で最も愛されている美しい桜を東北の復興・再生のシンボルに掲げ、東北6県の桜の名所を「東北・夢の桜街道〜桜の札所・八十八ヵ所」として選定し、多くの方に「東北への旅」をPRして東北に足を運んでいただく観光振興による地域づくり運動を推進していきます。
                                                          ※公園内の案内から


                                                        2015.04.20 作成


西側水沢体育館側入り口・・・

入り口付近から陸上競技場のスタート地点になり、競技場の道路側にも桜の木が植え込まれています。開花の時期になると、一面が桜の花一色になり素晴らしい景観が楽しめます。

最初にもふれましたが、本来ならば駒形神社入り口から公園に入るのが桜探訪には良いのですが、車を置いた場所の関係から体育館側通路から公園に入りました。
体育館側通路入り口

体育館側通路入り口・・・

本来ですと広い入り口の通路ですが、車を駐車される事等から閉鎖になっています。入り口の看板には「水沢公園花まつり」と書かれており、桜まつりの案内が記されていました。

体育館側通路側の桜 1 入ってすぐの広場が徒競走出発地点であり、その周辺が選手集合場所でもあり広い空間になっています。

ここにも素晴らしい桜の木が数本植えられており、その枝振りが素晴らしいのです。
体育館側通路側の桜 2 上の画像のグランド側からの眺めになります。足下は砂混じりの地面でした。

植えられている場所に近づいて枝振りを撮影しました。普通の場合横枝をこんなに長く伸ばすと垂れ下がるのですが、うまい具合に調整されぴーんと横に伸びています。

木の間からは陸上競技場が見えています。
体育館側通路側の桜 3 体育館側通路側の桜 4
体育館側通路側の桜 5 トラックとの境界に植え込まれた庭木、うまい具合に伸びています。この場所のシダレザクラの色合いが何とも言われないくらい鮮やかでした。

下の画像は桜の花の素晴らしさもさることながら、木の枝の影が地面に映りおもしろい模様を映し出していました。
体育館側通路側の桜 6 体育館側通路側の桜 7
体育館側通路側の桜 8 品種の違うシダレザクラですが、その下で花を愛でながらのミニ宴会でしょうか・・、若い人達が楽しそうに歓談していました。

駒形神社入り口側・・・

公園北側に駒形神社が鎮座し、神社入り口と公園入り口が一緒になっています。神社には大きな駐車場がありますが、あくまでも参拝者向けのものであり注意書き等もあり桜見学には利用できません。水沢市街からの最短の場所でもあり桜シーズン以外であれば公園駐車場も利用が可能です。

訪れる時間帯が午後になると、駒形神社の巨木等の陰になり神社付近は日陰になるようです。私が訪れたのが午後二時過ぎですから、ちょっぴり日陰の場所がありました。参道付近には祭り特有の出店等があり賑わっていました。

私が歩いた公園の様子は体育館側と駒形神社入り口付近のみです。あとから残念に思ったことは、樹齢350年のヒガン系桜の古木が群生も撮影したかったのですが場所が分からないこと等から撮影が出来ていません。完全に散らないうちに訪れて撮影しなくてはと思います。


斎藤實銅像・・・

斎藤實は安政5年(1858年)10月27日吉小路で生まれた。幼少から郷の3秀才(山崎為徳、後藤新平、斎藤實)の1人といわれた。明治6年海軍兵学寮に入り、海軍の道を進んだ。明治36年大佐で海軍次官に抜擢、明治39年海軍大臣となり、大正3年まで8年余にわたり5代の内閣に海相をつとめた。その後朝鮮総督を重任(大正8年、昭和3年)さらに首相内大臣となり国家の柱石として活躍した。昭和11年2月26日、いわゆる2.26事件の勃発により、79才をもって劇的な生涯を閉じた。

銅像は昭和13年に建設されたが、昭和19年に応召、昭和38年10月、斎藤實子爵銅像復元会が全国募金により復元したものである。(※案内板より)

水沢公園入り口の様子 1 入り口付近にあった水沢公園桜まつりの看板です。訪れたのが4月16日ですから散りつつあるのかも知れません。
水沢公園入り口の様子 2 年輪を模した看板ですが、よく見ると本物にも見えてきます。確かめるまではしていません。左肩に小さな案内表示がありました。水沢公園の由来が記されてあります。

桜の根元は散策路になっており、きれいに整備されています。昔からの花見公園であり、色んな品種が植え込まれて賑やかでした。
水沢公園入り口の様子 3 水沢公園入り口の様子 4
水沢公園入り口の様子 5 しだれ桜の根元にはチューリップ畑があり、可愛いつぼみが見えています。

この一角に、水沢の三偉人「斎藤實」の銅像が安置されていました。どっしりと椅子に座り、にこやかな表情が印象的です。
水沢の三偉人「斎藤實」の銅像 1

水沢の三偉人「斎藤實」の銅像 2

水沢公園入り口の様子 6 きれいに晴れ渡った桜の前で記念撮影です。今日は介護施設の皆さんのお花見だと思われます。若い職員が、自分の祖父母にあたる年代の皆さんを車椅子に乗せての引率です。

色んな会話が聞こえてきますが、見ているとほのぼのとした雰囲気になります。
水沢公園入り口の様子 7 野球場脇にあった枝振りが良く、青空に映える素晴らしい桜の花でした。
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