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     2017平泉中尊寺・紅葉ライトアップ


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金色堂前広場から中尊寺本堂に向かう参道から見たライトアップです。
2017平泉中尊寺・紅葉ライトアップ・・・

紅葉の中尊寺、本気になって撮影したのが10年程前のことになります。月見坂の入り口から金色堂まで、杉の木立に建立されているお堂のある場所には、必ずと言うほどきれいなモミジが植え込まれ四季折々の姿を見せています。やはり秋の紅葉シーズンが一番の見せ場であり、大勢の観光客の目を楽しませてくれるからです。この頃は国際交流が盛んであり、特にも中国人観光客の皆さんが大勢見学に来られています。

今までライトアップは実施されていませんので、このニュースを聞いた時は私も本気になって訪れる覚悟をしていました。家から40分ほどで行けますので、夕方の時間に間に合う様に出かけてきました。ネット資料によると、・・・参道ライトアップ、「紅葉銀河2017」を開催中の平泉町平泉の中尊寺では、8日夕方、中尊寺本堂から金色堂付近までの参道を約100基の照明が照らし、紅葉などが幻想的に浮かび上がった。ライトアップは12日までの午後4〜同6時まで・・・となっていました。

「紅葉銀河2017」とは素敵なネーミングでもあり、これから通年で実施されることを期待する一人でもあります。トップの画像は、金色堂前広場から中尊寺本堂に向かう参道から見たライトアップです。まだ真っ暗になっていませんが、幻想的な風景がたっぷり楽しめる空間になります。

                                                        2017.11.10 作成


現地に到着したのは16:30頃ですが、まだ明るくライトアップの雰囲気にはなりません。ここでは最初に中尊寺本堂に礼拝し、暗くなりつつある参道に従って金色堂まで歩いてみました。距離にして300m程ですが、参道の両側がきれいに色づいたモミジが中心であり、地面の下から白色光源が上を照らしています。

コースとして、中尊寺本堂、薬師堂、参道を歩き金色堂前広場までの短い空間です。この順番で撮影し画像化し編集してあります。
中尊寺 1 中尊寺本堂・・・

参道から本堂入り口の門になります。時間が遅かったので、人通りの無い場面を選ぶことが出来ました。日中ですと人の途切れがありませんから無理な場面になります。

中尊寺と書かれた門をくぐると、左側にある大きな鐘が下がっている鐘楼が目に入ります。
中尊寺 2 中尊寺 3
中尊寺 4 中尊寺本堂正面です。行事がない時は閑散としていますが、節分の時に訪れると立ち入る場所がないほどの人出になります。

きれいな五台の菊の花が飾られていましたし、片隅のモミジが赤く色づいていました。
中尊寺 5 中尊寺 6
中尊寺 7 本来であれば拝観料等の事務扱いは終了ですが、ライトアップが午後6時までですから一部営業中でした。


薬師堂周辺・・・

中尊寺境内から出ると池があり、そこには薬師堂が建立されています。この界隈は何回も訪れて撮影していますが、池に木立が映り込みきれいな雰囲気になります。

夜景に近くなりますのであまり池は意識しなかったのですが、ライトアップされた木々の様子がきれいに写り込み、改めて構図を考えてみた場所です。紅葉とライトアップの関係では、この界隈が一番きれいに見えています。
薬師堂周辺 1 中尊寺境内側からの通路になります。紅葉の真下に光源があり、ちょっと明るすぎる感じもしました。まだ夜景と言うほど暗くなっていませんので、どっちつかずの光景になっています。

ライトアップで浮かび上がる木々の様子を撮影しました。何となく黄色が多く見えるのですが、カメラの位置がそうさせているのかも知れません。
薬師堂周辺 2 薬師堂周辺 3
薬師堂周辺 4 薬師堂周辺 5
薬師堂周辺 6 薬師堂の前から、池越しに中尊寺本堂側を見ています。池に映り込む紅葉を意識しましたが、写り込む時間帯が暗くなる時間との兼ね合いにありそうです。
薬師堂周辺 7 何とか池に映り込む紅葉が見られます。この場合は池の水面を見ながら拡がりを構成しなければなりません。一発撮影では思う様にいかないのが当然です。

この場所の撮影は、可能であれば次年度の課題にしておきます。

下の二枚の画像は、縦位置にし上に広がる紅葉と池に写り込む紅葉を構成してみました。
薬師堂周辺 8 薬師堂周辺 9


金色堂・・・

世界遺産の一つである金色堂です。今回は拝観料は支払いませんのでここから中には入ることが出来ません。それと、建物ライトアップと言う感じが強くなり、紅葉とは直接関わりがありません。

今回の撮影感度はかなり上げており(ISO1600)、撮影後の画像を見てあれれとなりました。肉眼ではほとんどはっきりしない場所にカメラマンが二人、ローアングルを狙っての姿勢で構えていました。この写り込みがなければほぼ完成でしたが、かなりがっかりです。お二人は長時間構えていた様で、立ち去るには時間がかかりました。

金色堂 1 金色堂の定番場面です。時刻は午後五時頃になり、まだ肉眼的には少し明るいのですが、カメラとしては撮影困難な時刻になります。

撮影感度を上げると(ISO1600)、周辺が写り込んできます。
金色堂 2

金色堂を中心にした画面構成です。お二人が気になります。

下の画像左側は、建立当時の金色堂を守っていた覆堂への通路です。道路照明が片側だけですが、暗い空間が写り込んでいます。

右の画像は、杉木立の中の紅葉と共に覆堂が写り込んでいます。

金色堂 3 金色堂 4
金色堂 5 やっと男性二人が立ち去り、正常場面になりました。ライトアップされた金色堂、お堂の内部が一部分ですが分かるようです。
金色堂 6 金色堂 7
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