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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>宮城県気仙沼港・寸描あれこれ>その2 |
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集魚灯は小さなLEDの集まり・・・ 今回初めて集魚灯を間近に撮影することが出来ました。昔の集魚灯は大型の白熱球で、最低でも1個あたり1KWの電力消費がありました。サンマに限らずイカ釣り等も夜間の集魚灯は大型電球を灯して魚を集めたのです。漁船の集魚灯はエンジンを最高に回転させ明るさを競いました。 集魚灯利用によるサンマの漁法は、右舷に数多くの集魚灯(LED電球)を点灯させ魚を集めます。集まりのタイミングを見て右舷の電球を消し左舷に点灯します。左舷の電球は少ないので、慌てたサンマは船底をくぐり抜け電球の下に集まります。しかし、そこには捕獲用の網が沈められており、タイミングを見て網を上げて船上に移動し捕獲します。大なり小なり漁船の大きさにより違いますが、ほぼこのような漁法で捕獲することになります。 物好きな私は、サンマ漁船に吊されている集魚灯を数えLEDの数をかぞえでみました。今回の大型サンマ漁船は、右舷側に15本の竿を設置しLEDのユニットを4基吊してあります。ここに設置した1基には192個の小さなLEDが組み込まれ、これが4列の大きな区切りになります。一本の柱に4列の区切りが4個あり、この柱が右舷に15本、左舷に7本、合計一隻あたり22本設置されています。小さなLEDを数えてみるとおよそ67,000個になりました。 |
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