おわりに・・・
先にも紹介しましたが、この場所が案内チラシに使われていました。私にとっても一番のお気に入り画像になります。雄大な岩手山の裾野に広がる一面の菜の花、心が洗われる雰囲気です。来年も機会があたら訪れたいと思います。願わくばからりと晴れた青空の下です。
・・・東北農業研究センターの菜の花畑へようこそ・・・
菜の花は研究センター内に約550アール作付けされています。このうち、馬魂碑北東側の畑420アールを公開しており、岩手山を背景に絶景の撮影スポットとなっています。菜の花公開している畑は、もともと小麦や大麦の新品種の育成や、栽培試験をするための畑です。
公開エリアのナタネは、昨年9月上旬に播種をしました。公開が終了すると、菜の花は緑肥にするため、刈り倒し、「すきこみ」をします。東北農業研究センターで公開する菜の花(ナタネ)畑は、試験圃場の連作障害防止や緑肥を目的に作付けしています。
菜の花の景観とともに、当研究センターの主要研究成果、ナタネ品種開発などの展示を行っています。お楽しみ下さい。
※連作障害とは
同じ畑で同じ作物を何度も繰り返し栽培していると、土の中の栄養分が減ったり、病害虫が土の中に残ったりして、
生育が極端に悪くなったり、枯れたりすることが見られる生育障害。
※緑肥とは
栽培している植物を収穫せずに、そのまま植物と土を一緒にして耕し(すき込み)、後から栽培する作物の肥料にす
ること。東北農研ではナタネ、マメ科の 牧草などを緑肥作物としています。(※頂いた資料から)
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