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乗ってきた76人乗りの舟です。かなり長い箱のような舟であり、猊鼻渓専用の舟だと思います。
たまたまでしたが、息子ともう一人の方が歩かないで船で待つことになりました。水面が鏡のようになり、きれいに周囲の風景が写り込んでいました。 |
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後から来た二隻目の舟がやってきました。どの舟も満員ではないのですが、お客さんがかなり乗船していました。
舟を手前に配置し、背景の渓谷を組み込んでみました。資料によると、この場所の高さがおよそ50mあると言います。 |
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舟を下りてからひたすら歩きました。やがて前方に終点の断崖渓谷が見えてきます。
砂鉄川に架けられた橋を渡り、広場に出ると終点です。
対岸は砂鉄川の流れが時間をかけて浸食した断崖と、深い淵になっています。
これより先へはロープが張られて進めませんでした。 |
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砂鉄川の流れが浸食して造られた穴(深い淵)が見えます。側には立て札が立てられ・・潜龍潭・・の表示がありました。
・・潜龍潭・・
大猊鼻岩の真下が砂鉄川の流れによって浸食され、どのくらい深いか誰も知ったものがいない。常に青々とした水が渦を巻き、龍門の滝を上った鯉が立身出世の機を達成した龍となり潜んでいると言われている。猊巌翁が命名した十五勝の一つである。(※立て札より) |
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潜龍潭断崖の右上に穴が開いており、現場を訪れた皆さんが「うん玉(有料)」を投げ、うまい具合に穴にうん玉が入るとラッキーになれると言います。かなりの距離があるので、ストライクで命中するのは大変です。 |
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見上げるような断崖渓谷、高さ(深さ)124mあります。何年かけて砂鉄川の流れが石灰岩を浸食し、124mの深さまでになったのか興味があります。
狭い場所で高さを表現するのは難しく、超広角レンズを使用して撮影しました。
岩手名勝・日本百景「獅子ヶ鼻」と表示板に書かれてありますが、どこにも見当たりません。説明では、潜龍潭淵の右上にあるとなっています。
下の左画面右上の部分、どうやらこの場所が獅子ヶ鼻の部分であると言えます。今回は意識していなかったので撮影した画像から探して見つけました。
下の右画面は、前回訪れた時(2010.11.07)に撮影したものです。正面から撮影しているので、鼻の形に似ていると思います。 |
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