2019渇水の胆沢ダムに戻る

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奥州湖大橋から 1 奥州湖大橋から・・・

おろせ広場の手前に大きなカーブの橋があり、ほとんど車の通行もありませんのでハザードを点灯し一時停車です。ねらいは、橋の両側(猿岩側、胆沢川上流方向)からの展望になります。
奥州湖大橋から 2 渇水時ですから川縁がむき出しになり、対岸がごく近い場所まで迫っています。この場所の水深がどれほどあるのか不明ですが、谷のように切れ込んでいるのでしょう。
奥州湖大橋から 3 普段は目にする事が出来ない乾燥しきった湖底の様子です。水分が無くなり干割れている様子が見えています。
奥州湖大橋から 4 おろせ広場に向かって右側の胆沢川上流の様子になります。かなり急斜面の川底になるので、段差が設定されていました。見えている川底だけでも三カ所ほどの段差があり、その場所には砂防ダム的な構造が見られます。
奥州湖大橋から 5 奥州湖大橋から 6
奥州湖大橋から 7 あいにくの曇り空ですっきりしませんが、晴れていれば焼石連峰がくっきりと見えていたはずです。
奥州湖大橋から 8 湖面水位が低下すると、今まで見えていなかった本来の川の流れが見えてきます。水中にあっては草等が生えていないので、法面がきれいな斜面になって見えています。

斜面をたどっていくと猿岩下の隧道入り口がはっきりと分かり、かつての道路面まで見えています。
奥州湖大橋から 9 奥州湖大橋から 10

猿岩橋から 1 猿岩橋から・・・

猿岩橋を渡り、渡りきる少し手前から眺めた猿岩の様子です。渡りきると隧道入り口は見えなくなります。

かなり水面が低下し、普段では見ることが出来無い隧道入り口が見えています。
猿岩橋から 2 ここは望遠レンズの出番になります。

崖の斜面には水位変化の跡がはっきりと刻まれ、10m以上の高さになると思いました。
猿岩橋から 3 200ミリ望遠レンズで眺めた隧道入り口です。拡大画面にすると、入り口上に白い文字で「猿岩隧道」が確認出来ます。

この場所は興味がありますが、勝手に立ち入る出来る場所ではありませんので入ることは出来ません。

下の画像は、猿岩橋から見た上流の様子になります。ここは胆沢川本流ではありません。遙か奥の方向は、奥羽山脈の一関側になります。
猿岩橋から 4 猿岩橋から 5

猿岩と湖面に映る影
おわりに・・・

水面低下の渇水状況はこれで二回目の撮影になります。この場所はそれ程感じませんが、かつての石渕ダム堰堤の基礎部分が見える場所は、湖底に沈んだ住民の方々にとっては懐かしさを感じる場所であると思いました。たまにしか来ない私の脳裏にですら、はっきりと当時の様子が浮かんできます。

今回は曇り空でしたが、ほとんど風が無い状態で水鏡の様子でした。紅葉にはまだ少し間がありましたが、場所によっては木の葉が燃え始め紅葉シーズンの到来を見せていました。

このページのテキスト文は11月10日に書いており、すでに現地は紅葉が終わり冬のシーズンに入っています。そろそろここまでの道路は来春まで閉鎖になると思われます。10月26日には胆沢ダムフェスティバルが開催され、湖面巡視体験会行われまました。またまでしたが、ダム情報でこの行事を知り乗船を申し出たら許可されました。湖面からモーターボートで眺めることが出来るのですから楽しみにしていました。

後日画像を整理して紹介したいと思います。
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