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       2021北上市展勝地鯉のぼり


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当時からこの配色が変わらない懐かしい珊瑚橋。
北上市展勝地鯉のぼり・・・

子どもの頃から見慣れている北上川に架かる珊瑚橋、そして立花地区に拡がるサクラ並木は70年になる今でも懐かしい思い出の場所になります。珊瑚橋の右側の河原が中学校指定の水泳場でした。今では考えられない事です。お盆には毎年トロッコ流しと花火を見たのもこの場所でした。

トップの画像は、当時からこの配色が変わらない懐かしい珊瑚橋、その下流に二本のワイヤーが張られ多数の鯉のぼりが吊されています。

                                                       2021.04.30 作成

我が家は両親子ども8人の大家族でした。終戦を陸前高田市広田で迎え、ここ展勝地がある立花地区に移住してきたのが昭和24年(1949)の事でした。立花地区で8年程借家住まいをし、その後北上川近くの川岸地区に小さな家を新築し、子ども達が成長するにつれて建て増し・増築がなされ、両親の世話を受けて暮らしてきました。

今でも思い出しますが、私は毎日中学校・高校に通学するため珊瑚橋を渡っていました。時の流れと共に両親が他界し、私も父親の亡くなった年齢に近づいて来ています。時の流れは早いものですが、生きていると言うことは何物にも代えられない貴重な瞬間であるなあと思うこの頃です。

こんな事を書くつもりではなかったのですが、この風景を見るたびに今は亡き両親や、元気に暮らしている5人(弟一人が他界)の兄弟姉妹の事が目に浮かんできます。現在北上市を離れて半分の弟妹が千葉県で住まいしています。多分この画面を見れば幼かった頃の光景が浮かんでくるものと思われます。

ここでは最初に珊瑚橋を含む全体風景、そして、対岸のサクラ並木(強風でかなり散りましたが)、そしてメインの鯉のぼりの様子を紹介します。
珊瑚橋下流の様子 1 珊瑚橋下流の様子・・・

珊瑚橋下流900m程の堤防から見た様子。

遙か彼方にクリーム色の珊瑚橋が見えています。右側のサクラ並木ですが、毎日の強風で散りかかっていました。
珊瑚橋下流の様子 2 上と同じ場所から望遠レンズでの撮影。何となく鯉のぼりがぶら下がっている様子がわかります。
珊瑚橋下流の様子 3 500m程近づいた珊瑚橋と、対岸のサクラ並木の様子。

空に舞っている鯉のぼりが分かります。
珊瑚橋下流の様子 4 更に近づいてみました。堤防道路と珊瑚橋をがっちりと取り込んで見ました。

サクラ並木(展勝地公園)・・・

大正9年(1920)、元黒沢尻町長の故沢藤幸治氏が発起主催となり民間団体「和賀展勝会」を設立し、桜の植栽事業を行なって翌年の大正10年に開園しました。平成2年には日本さくら名所100選にも選ばれた東北有数のさくら名所で、北上川右岸に約2kmの桜並木があり、桜のシーズンには多くの人でにぎわいます。また、5月に入ると紅白のツツジが咲きはじめます。(※ネット資料より)

ここでは、ホテルサイドの渡船場から堤防道路沿いにカメラが北上し、対岸のサクラ並木の様子を構成してみました。

サクラ並木の様子 1 ホテルサイドより・・

最初にも書きましたが、北上川右岸に約2kmの桜並木があります。

若い頃はサクラ並木を歩きながら撮影していました。加齢と共に歩くのが苦痛になり、かなり以前から並木の下を歩いては居ません。

シーズンオフになると車の通行が可能になるので、その時に降りて撮影しています。
サクラ並木の様子 2 沈流亭付近から見た鯉のぼりの起点。二本のワイヤーが張られ、赤や青色のこいのぼり約300匹の鯉のぼりが吊されています。

風向きによって大きな口を開け、一斉に並ぶ様子は見栄えがあります。
サクラ並木の様子 3 川の真上付近に並ぶ鯉のぼり。
サクラ並木の様子 4 かなり下流の場所から見た様子。サクラ並木がずーっと続きます。
サクラ並木の様子 5 かなり下流まで来ると鯉のぼりは見えません。
サクラ並木の様子 6 直線部分が終わりここら辺からゆるーいカーブになります。

心持ち川幅が狭くなってきています。

コロナ騒動が見られなかった時は、平日と言えどもかなりの人出があるはずです。

今はほとんど歩いている方が見られません。
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