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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>植物の表情>稲の花・開花 |
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稲の花・開花・・・ |
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拡大・・・ 籾がはっきり開いて分かる場所を取り上げ接近(拡大)して見ました。 上にある籾はこれから雄しべが出てくるようです。 |
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はっきり分かる籾をさらに拡大です。 籾の開いた部分の下に毛が生えたように見えていますが、この部分が中心にある雌しべになります。 今回の撮影した画像で一番の出来映えです。なおこの画像は、8月16日NHK盛岡のハッピーニュースに投稿し採用されました。 嬉しい一コマです。 |
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雄しべ・・・ 籾の中から出てくる六本の雄しべです。 籾から外に出てすぐなので、伸びきっておらずくっついたように見えています。 |
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四本のきれいに伸びきった雄しべです。 |
おわりに・・・ 稲の茎の中に成長する幼い穂。その穂の先に、小さな稲の花が咲きます。咲いている時間はわずか1時間ほど。その開花と受粉、受精の様子を紹介します。 稲の成長が進むと、茎の中からやがてお米になる幼い穂が押し上がるようにして出てきます。これを出穂といいます。穂の先の方から稲の花が咲き始めます。花びらのない花です。中からは6本のおしべが出ています。 稲の花が咲いている時間はわずか1時間程度です。この短い時間に受粉を終えます。おしべの根元をたどって行くと、そこには小さなめしべが見えます。めしべに付いた花粉は、すぐに花粉管を伸ばし受精を行います。受粉が終わると稲の花はすぐに閉じてしまい、もう開くことはありません。 朝から晴れて暑くなりそうな日は、午前9時ごろから花が咲き始め、11時に盛んに花が開きます。午後1時ぐらいにはその日に咲く分は終わり、残りは次の日に持ち越されます。 曇っていて涼しい(=気温20℃ぐらい)日は、午後に咲き始めることもあります。花が咲くのに一番適した気温は30〜35℃、最高気温は約50℃、最低気温は約15℃です。温度が高すぎても低すぎても花粉が飛ばないので「受粉」がうまくいきません。 朝から雨が降っていたり、台風が来ていたりすると、その日は開花しません。次の日にさきます。 「いなほ」が「くき」の中から顔を出し始めると同時に、花をさかせ、毎日少しずつさいていき、1週間ぐらいかかって花がさきそろいます。 |
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