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            2019金柑の花


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2019金柑の花・・・

柑橘系樹木の栽培にこっている息子が管理している大実金柑の木ですが、八月中旬頃から枝のあちこちに白い五角形の形をしたつぼみが見え始め、ここ二三日の間に可愛い花が開花し出しました。可憐な細長い花ビラが目を惹き、良く見ると花の中央部には丸い形をしたものが見えています。撮影するために接近すると、柑橘系(我が家ではレモンの花)の花特有の匂いがしてきます。

トップの画像は最初に咲き出した花と、花の右側にあるのがつぼみであり、徐々に隙間から黄色い部分が見え始めると開花するようです。現在つぼみと花とで30個(二本の木で)ほどありますので、今後どのようになるのか楽しみが増えました。

八月末の今、三度目のつぼみが枝の新芽の先端部に見られ、日に日に大きくなってきています。私の日課として、つぼみの出てくる先端部の様子を観察しながら、変化を記録し撮影しています。

                                                       2019.08.30 作成


ここでは、枝に着き出したつぼみ、開花した花、花が散り果実になっている部分の様子を画像化しました。追って、新芽の先端部に可愛いつぼみが着きだしているので、その生長の様子を紹介していきます。


大実金柑・・・

みかん科 常緑低木
開花期 6〜8月頃
熟果期 12〜3月頃

育て方のポイント 鉢植えの場合

寒さに割合弱いので11月〜3月頃は日当たりの良い南側に取り込んで越冬させます。鉢土の表面が乾いたら水を与えます。特に開花中の水切れは落果の原因になるので注意。肥料は植え付け1ヶ月後毎年春先の秋に玉肥3〜4個を鉢の回りに埋め込む。
                                                 ※鉢に添付された説明書より転記。

つぼみの様子 1

つぼみの様子・・・

幹と葉の付け根から五角形のつぼみが出てきました。白い可憐なつぼみが膨れだし、中から黄色い部分が見え出します。

つぼみの様子 2

トップの表紙に使用した花とつぼみの画像です。

つぼみの様子 3 接近し拡大マクロでの撮影です。
つぼみの様子 4  あちこちについているつぼみが膨れて割れだし、中の黄色い部分(雄しべの部分)が見え出しました。

下の二枚の画像は、つぼみの拡大画像になります。
つぼみの様子 5 つぼみの様子 6

開花した花の様子 1 開花した花の様子・・・

気がついたら開花していたので、つぼみから開花していく変化の様子は記録出来ていません。

現在、新芽の段階から撮影していますので、開花の様子は後日のページで紹介します。

純白の細長い花びら、その中央部に位置する子房(やがて果実になる)とその先端部に位置する柱頭部です。

最初、この部分が丸く黄色になっていたので果実と思いました。下の画像はアングルを変えての撮影です。
開花した花の様子 2 開花した花の様子 3
開花した花の様子 4 開花した花の様子 5
開花した花の様子 6

かなり開いてきた花の中心部、雌しべの先端にある柱頭部が丸くなっていたので果実と思いました。しかし良く見ると、その下の部分にがっちりとした子房の部分が見えていました。

周辺に見えている小さな袋の部分に花粉が入っており、飛来した昆虫などにより先端に花粉が付けられ受粉します。

開花した花の様子 7 開花した花の様子 8

果実(実)が出てくる 1 果実(実)が出てくる・・・

花びらが散り、子房を保護している部分が取れ果実が姿を現しました。

最初は先端に柱頭部の丸い部分がついていましたが、そのうちに取れて丸い子房のみになりました。

可愛い金柑の実の誕生です。
果実(実)が出てくる 2 果実(実)が出てくる 3
果実(実)が出てくる 4 子房部分の拡大です。柱頭部が取れていません。
果実(実)が出てくる 5 柱頭部の先端が取れ、小さな金柑の実の誕生です。
果実(実)が出てくる 6

果実の部分の拡大をすると、表皮にぽつぽつと斑点が見えます。これが黄色になると、いかにも柑橘系の実だなあと思えます。

今後は成長するに従い寒気が気になりますので、室内に持ち込んで収穫を待つことになります。

果実(実)が出てくる 7 果実(実)が出てくる 8
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