カヤの木さし木・出芽・・・
2017年の事ですが、岩手県ユネスコ大会が江刺地区を会場に開催されました。私の担当はお出でになった皆さんへ江刺の様子を画像で紹介することでした。
たまたま訪れた藤里地区の愛宕神社毘沙門堂境内に自生する樹齢1100年のカヤの木、根元に沢山のカヤの実が落ちており、中には発芽しているのがありました。私もはじけた実を数個拾って頂いてきましたし、実生発芽した3センチぐらいの苗も含まれます。うまくいったら、家の片隅に分家ならぬ株分けを育ててみる予定でしたが、冬越しの時期を間違いみんな枯れてしまいました。残念ですが仕方ありませんでした。
昨年冬12月のことですが、母親の命日を拝みに墓所まで出かけた時のことです。駐車場のそばの巨木を見ていて気がついたのが、何と気になっていた「カヤの木」でした。それもかなりの巨木であり、藤里の愛宕神社にはかないませんがかなりの年数を経ています。根元を見ていたら、枯れてはいますが大量のカヤの実です。
じっくりと探したら、実生苗になっているのがかなりありました。駐車場ですから踏みつけられて折れ曲がり、すんなりとした苗はありません。それならばと、根元にある葉っぱの着いた枝をつまんできて挿し木にしてみました。ここでは、出芽した挿し木の芽を取り上げて、ページを編集してあります。
トップの画像は見事に出芽したカヤの木の芽です。そこまで成長させることが出来るかこれからの課題です。
(2020.03.25 撮影) |