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          2020クロユリの開花


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つぼみが三個ついた株の開花の様子

2020クロユリの開花・・・

クロユリは恋の花、愛する人に捧げれば・・・、思わず口から出てくるメロディーに惹かれる私です。若い頃のかなり以前のヒットソングであったと思います。北上の父親の家から分けつしたクロユリが、大型の鉢の中で今年も元気に咲き出しました。

かれこれうん十年になりますが、花が咲いている株は三本ほどしかありません。あと二本ほど花が付きそうな株がありますが、いつのことになるのやら。周辺の株の様子を見ると、これから成長するであろうという幼い株も見られます。今後の楽しみに大切に育てなければと思います。

トップの画像は、つぼみが三個ついた株の開花の様子です。一輪の株がきれいに見えるのは何故でしょうか・・。

                                                       2020.07.05 作成


クロユリ・・・

6月から8月にかけて、下向きで黒い花を咲かせるクロユリは、本州型と北海道型に分かれるユリ科の高山植物。北海道型のほうが草丈は高く、本州の二倍ほどの草丈にまで育つことがあります。また、本州では高山に自生しますが北海道では低地と育つ場所も若干違います。

可憐な花には悪臭があり、別名スカンクフラワーとも呼ばれるとのこと。


利用・・・

アイヌ料理では鱗茎を米と混ぜて炊いたり、茹でてから油を付けたりして食される。樺太では乾燥させて保存し冬季の料理に用いられた。その調理方法は、まずチエトイ(珪藻土)を溶かした水で乾燥させた鱗茎を煮て、深い鉢に移して油を入れ、すり鉢でよく潰す。そして前述のチエトイの水を少し入れ、コケモモの実を入れてから静かにかき混ぜるというものである。

この鱗茎を北海道のアイヌ語方言でアンラコロまたはハンラコロといい、樺太の方言ではハハと呼ぶ。また花や葉は染料として用いられた。
                                                        (※ウイキペディアより)

つぼみの状態 1 つぼみの状態・・・

5月4日撮影で、一輪のつぼみです。
つぼみの状態 2 5月4日撮影で、三輪のつぼみです。

一輪開花 1 一輪開花・・・

5月9日に開花しました。

最初に紹介したトップ画像の物がこの状態の花になります。縦位置で画像化すれば自然の状態で良いのですが、ここでは横位置の花を中心にして切り取っています。

この時記事を書くのに調べて、おやっと思ったのがスカンクフラワーの悪臭のことでした。意図的に臭いを嗅いではいません。悪臭には弱いので・・。それにしてもきれいな花でした。
一輪開花 2 一輪開花 3

三輪開花 1・・・つぼみ 三輪開花・・・

5月9日の状態で、二輪つぼみが無くていきなり三輪の様子になります。

三輪開花 2 5月15日に開花しました。三個の花が密集し拡がりがありませんので、見え方に微妙なずれが見られる様です。
三輪開花 3  三輪開花 4


おわりに・・・

クロユリの花開花は、トップ画像421の内容で5月25日付けで紹介しています。あれから一ヶ月半ほどしてから本編を紹介する事になりますが、遅くなったことに関してお詫び致します。コロナ騒動に責任転嫁するわけではありませんが、加齢が進んでいること等も含めて画像化する内容の取材に限界が来ており、今の私にとって先行きが不安になっています。

以前に撮影した画像の中から未公開のものや、庭先や近隣の風景・行事等の取材に力を入れたいものです。
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