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         2020キンモクセイの花


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2020キンモクセイの花・・・

遅まきながら、10月に入った頃から庭にプーンと特有の匂いがただよい始めました。そう、キンモクセイの花特有の香りです。今日は11日ですので、ウチノメ屋敷の花暦を調べると昨年(2019年10月5〜6日)も同じ頃満開になっています。

今年は夏の気温が高い事もあり、新芽がたっぷりと出て生長している様子が見られます。購入して地植えしてから5年ほどになりますが、満開のと言う表現が出来るほど花が付きました。

庭先の風の流れで、特有の匂いが感じられるから面白いものです。花として良く見ると、あまりにも単調すぎる花の作りです。

トップの画像は、きれいに咲き出したキンモクセイの一輪の花です。香りが素晴らしのですが、あまりにも単調すぎる花です。

                                                       2020.10.11 作成


毎年同じ頃の開花暦になります。テキスト内容にあまり変化がありませんが、今年見たキンモクセイの様子などから花の様子を並べ説明をして見たいと思います。開花の様子は、10月1・3・4・6・9日に撮影した花と木の様子からまとめてみました。


キンモクセイ(金木犀)・・・

キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、モクセイ(ギンモクセイ)の変種。中国では、正しくは丹桂がこれに当たるが、一般には桂花の名で呼ばれることがある。しかし、桂花は木?属におけるひとつの種名であり、金桂(ウスギモクセイ)、銀桂(ギンモクセイ)などを含む全ての亜種・変種・品種を総括するものである。

秋に小さいオレンジ色の花を無数に咲かせる。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。花は芳香を放つ。芳香はギンモクセイよりも強い。

中国南部原産で、日本には江戸時代に渡来した。主に庭木として観賞用に植えられている。花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。

キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあった。その要因から、香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがある。秋の季語である。
                                                        ※(ウイキペディアより)


10月1日の様子 1 10月1日の様子・・・

庭にただよい始めた特有の匂いから開花の訪れを知りました。開花を待つ花芽が例年になく多数付いています。新芽の発生がかなりあり、心持ち樹高が伸びてきました。
10月1日の様子 2 枝分かれした部分の花の様子になります。まだ小さなつぼみの様子であり、これからどんどん生長し開花します。きれいに色づいていました。
10月1日の様子 3 違う場所のつぼみです。この場所ではありませんが、うっすらと匂いがただよい始めていました。

10月3日の様子 1 10月3日の様子・・・

やっと咲き出してきました。まだ完全ではないものの花が開き出し、独特の十字型の四片の花ビラが開きだしています。
10月3日の様子 2 枝分かれした部分に付いた花芽です。この部分は少ないなと思いました。
10月3日の様子 3 三輪の花が揃って咲き出してきました。並べてみると可愛いなと思います。
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