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            2021芽キャベツ


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切りとした葉の付け根についていた1センチ足らずの芽キャベツ

2021芽キャベツ・・・

秋も深まりつつある11月22日の事でした。家内の管理する植木鉢の中に、出芽した割にはやせ細ってひょろ長い植物があるのを発見。恥ずかしながら私は知らなかった芽キャベツの苗との事です。鉢の中に細長い茎と葉がついている植物がある事を、夏の終わり頃から気がついてはいたのですが関心が無いと言うことは悲しいことです。

小さな鉢の中で大きくなってきた芽キャベツの苗です。改めて芽キャベツをサイトで検索して、この植物のおもしろさを発見しました。よーし・・、冬の間の観察対象にしてやろうと一念発起です。大きくなることを予想し、ちょっぴり大きめの新しい鉢に移植し肥料や土を追加して家の中に取り込みました。 もちろんそのままでは大きくなってきましたので、発芽当時からの葉などは茎の下から切り落としました。

切り落とした葉の付け根にはまだあまり大きくはありませんが、マクロ撮影するといかにもキャベツだなあと思わせる葉の造りをしています。これからどこまで大きくさせる事が出来るのか、楽しみの一つに追加です。

トップの画像は、切りとした葉の付け根についていた直径1センチ足らずの芽キャベツです。サイト情報によると、この芽を真ん中から切ると、大きなキャベツ同様の葉の造りをしているとのことでした。

                                                       2021.11.27 作成


鉢に移植した出芽の芽 1 鉢に移植した出芽の芽・・・

鉢に移植したから芽の中心部を真上から撮影してみました。いかにも元気な葉の拡がりを感じさせます。

後でも触れますが、この芽の中や葉の下にモンシロチョウの幼虫がごっそりついていたのには驚きでした。
鉢に移植した出芽の芽 2 植え付けた茎の根元部分の様子です。茎にはびっしりと葉が付いており、葉の付け根には丸いキャベツ状の玉がびっしりと付いています。
鉢に移植した出芽の芽 3 鉢に移植した出芽の芽 4
鉢に移植した出芽の芽 5 マクロ撮影の拡大機能を利用してみました。拡大撮影をすると、いかにもキャベツだなあと思わせる形に見えてきます。サイト資料によると取り頃は直径にして3センチぐらいとのことでした。

1センチありませんのでまだまだ先の話です。
鉢に移植した出芽の芽 6 鉢に移植した出芽の芽 7
鉢に移植した出芽の芽 8 最初にもふれましたが、葉の表面にはぼつぼつと虫に食われた跡が残っています。

葉の中心部の芽に、20匹以上の青虫(モンシロチョウの幼虫)がついていてびっくりの連発でした。
鉢に移植した出芽の芽 9 ここまで虫に食われると、葉っぱとしての機能が失われます。捕っても捕っても見つけられるのです。青虫の保護色と言いますが、全く同じ色をしているのでちょっと見には発見出来ないからです。

現在は家の部屋に置いていますので、モンシロチョウは来ませんが卵が残っていれば出てくるかもです。

継続観察でページを作成していきます。どこまで行けるか楽しみです。

12月8日の様子 1 12月8日の様子・・・

家の中に持ち込んでから15日ほどの様子になります。茎の先端部の葉が拡がりを見せてきましたが、ねらいとする芽キャベツの生長があまりなく、直径が1センチ以下のままです。
12月8日の様子 2 育て方のマニュアルによると、下葉の葉柄は切り取ってやらないと栄養の偏りがあるので・・と書かれてあります。そんなこともあって、下葉の茎から5センチほどを残してばっさりと切り取りました。

切り取って残った部分は枯れて自然と落ちると言います。


下の画像は、小さいながらもキャベツらしい形をしてきました。
12月8日の様子 3 12月8日の様子 4

12月17日の様子 1 12月17日の様子・・・

家の中に持ち込んでから25日ほどの様子になります。茎の先端部の生長が素晴らしく、あたかもキャベツのように丸くなった部分が小さくなり、葉の拡がりがかなり大きくなりました。
12月17日の様子 2 中心部の拡大撮影です。キャベツらしさを感じさせますがこの部分は食用にはなりません。
12月17日の様子 3 下葉の葉柄は切り取りましたが、段々と枯れていき触れるとぽろりと取れてしまいました。いかにも丸いキャベツのような球形の部分が大きくなってきています。

育て方のマニュアルによると、この球形部分を取って半分にすると、普段食べているキャベツと同じ造りであると書かれていました。

いつになれば2センチほどになりますか、楽しみにしながら観察する予定です。
12月17日の様子 4 12月17日の様子 5

おわりに・・・

11月27日にページを作成し、その後の変化を期待して毎日眺めていましたが、思う様に芽キャベツの生長が進まず少々期待はずれになりつつありました。冬の時期の室内観察ですから無理があったと思われます。それでも、肝心の芽キャベツの玉状の生育は遅いとは言え、葉っぱの部分の生長は冬の時期としては見事なものです。

玉状の芽キャベツはまだ1センチ足らずですが、これが2センチぐらいの球形になれば最高に嬉しくなります。毎日生長を見て、特徴的なことがあれば撮影しているので追加としてページに盛り込む予定です。今回は一応この部分で終わりにする予定です。恥ずかしながら、肝心の私が芽キャベツを知らなかったことにもあります。


メキャベツ・・・

メキャベツ(芽キャベツ)は、 アブラナ科の一年草。キャベツの変種のひとつ。別名はヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持甘藍)。仏語でシュー・ド・ブリュッセル。原産地はベルギーのブリュッセル近郊とされる。

メキャベツは、小さい品種と高く伸びる品種の大きく二種類に大別される。頂芽に球をつける普通のキャベツとは異なり、側芽が球になる。小さな品種は高くとも0.6m程までしか伸びず、逆に大きい品種は1.2mほどまで伸びる。茎の側面に直径3〜4センチの小さなキャベツが50〜60個つく。キャベツは若い内はナッツのように甘い香りを出すが、成長すると他のアブラナ科の野菜同様苦味を出す。

ビタミンCを多く含み、柔らかくゆでて、シチュー、和え物、煮物、バター炒め、サラダなどにする。イギリスでは、メキャベツは七面鳥など肉料理との付け合わせにされることが多い。ベルギーでは、皮を剥いた栗と併せて加熱する。

メキャベツの栽培が始まったのは比較的近年である。18世紀末、フランスやイギリスの菜園で栽培が進み、アメリカでは1812年にトーマス・ジェファーソンが栽培をはじめたことを契機に19世紀初頭に普及した。急速冷凍の方法が浸透してからは冷却野菜として市場での需要が上昇する事となった。
                                                  ※ウイキペディアより転記抜粋


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