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        2023北上市初秋のヒマワリ


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ヒマワリ畑の側で、親子で撮影をしている様子です。

2023北上市初秋のヒマワリ・・・

ヒマワリと言えば真夏のシンボルの花として定着しています。今回紹介するヒマワリは、北上市和賀町煤孫地区で咲かせている「晩夏の大輪」と題して、「北上ひまわり畑プロジェクト」が育てているヒマワリです。新聞記事で紹介されていましたので、早速馳せ参じて見学し撮影してきました。

この地区でのヒマワリは数年前になりますが、岩崎地区でヒマワリが咲いているというニュースを耳にし訪れた記憶があります。しかし、植えられている圃場が休耕田のままでヒマワリの花の開口方向が道路から合わないので、すっきりとした形での撮影が出来ないで帰ってきた記憶があります。

タイトルの画像は、道路脇の田んぼの圃場に今を盛りと咲き誇っているヒマワリです。他地区の品種より小型で背丈が低いので周辺の場所からも全体が見渡せるようです。親子で撮影をしている様子を、遠くから拝借したことをお許しください。
                                                      ※2023.09.25 作成


ヒマワリが植えられてある圃場は休耕田であり、道路脇の周囲には駐車場がありません。今回は田んぼ脇から山地へ入る交差点近くに車を止めての撮影でした。休日等であれば見学に来られる方々が多く、車を置く場所がありません。そして人出も多くなると思われます。

今回は撮影場所を変えないで、ヒマワリの花の開いている方向に立っての撮影になりました。それにしてもネット資料では約八千本と言いますから凄いものです。気のせいかもっと多い感じがしました。撮影場所の後ろ側には、一面花の後ろ側が見えていましたのでこれも壮観でした。
道路脇の通路からの撮影 1 道路脇の通路からの撮影

道路脇のヒマワリ圃場です。車がかなり通りますが、駐車する車両はほとんど無く通過車両のみでした。

全ての花がこちらを向いていますので言葉では言い表せない迫力がありました。

撮影場所を変えないで、ヒマワリに対してアングルを変化させ画面の構成をしてあります。

道路脇の通路からの撮影 2 車から降りてこられた家族の皆さんです。圃場面に立つと大人の背丈ほどの高さがあります。

皆さん車から降りて圃場に立ち入り記念撮影をしているようです。
道路脇の通路からの撮影 3 道路脇の通路からの撮影 4
道路脇の通路からの撮影 5 家族で撮影している様子です。のどかな雰囲気がうかがわれます。

植えられている畝の方向 1 植えられている畝の方向

カメラを水平方向に振り、畝の方向を強調してみました。畝の方向の違いによりヒマワリの見え方が違ってきます。

一列に並んでいるアングル、遠近感が強調され好きな画像になります。

植えられている畝の方向 2 植えられている畝の方向 3
花の真後ろから 1

花の真後ろから

撮影場所の後ろ側の圃場の様子です。ほとんどの花の後ろ側が見えていましたのでこれも揃うと壮観でした。

広い圃場の中で、数個の花がきれいな開口面を見せています。でも、ほとんどが真後ろを見せています。この方向が太陽の方向ですから不思議なことです。

花の真後ろから 2 花の真後ろから 3

様々な見え方 1 様々な見え方

ここでは、カメラの水平アングルを不特定にした場合の画像です。ほぼ正面を向けていますが、横の方向に少々のずれがあります。

それでも、ほとんどのヒマワリが太陽の方向を向いているのには驚きです。ヒマワリの場合、成長するために太陽光を最大に受けるための仕組みが込み込まれているのですから・・。
様々な見え方 2 様々な見え方 3
一輪を拡大する 1 

一輪を拡大する

ここではヒマワリ一輪を中心を置き拡大してみました。太陽エネルギーを最大に受け、中央にある種子の成長に役立っています。

花の中央部にある微細な数多くの花で光合成をし、種子にデンプンを蓄積します。私達はこの種子から油成分を絞り出し使用しています。

 

一輪を拡大する 2 一輪を拡大する 3

一輪の拡大画像

おわりに・・・

一輪の拡大画像です。暇に任せて大きなヒマワリの外側の花びらを数えて見ました。10株ほどの外側平均花ビラ数は32枚でした。実際には中央部の小さな花の集合体で、1500〜3000個程の花の集まりという事になります。


ヒマワリは太陽を追って回る花 というのが語源ですが、実際に回るのは茎の成長中〜花の咲き始め位までで、立派な花が 咲いてしまうと、ほとんど動かなくなるのです。このとき花は真東というわけではありませんが 東側を向くものが多くなります。

1個の花に見えるヒマワリは、外側が黄色い大きな花びら(花弁)をもつ舌状花、内側には小さい筒状花がびっしり並んだ花の集合体です。筒状花は外側から内側へ数週間かけて順番に開花します。このため昆虫が花を訪れて受粉をする確率が高くなり、種もたくさんできるようになるのです。

ヒマワリの筒状花1つに1個の種ができますので、1本のヒマワリで作られる種の数は非常に多く、おおよそ1500〜3000個ほどの種が作られます。言い換えれば一個の花に小さな1500〜3000個の花がある事になります。

世界各国でヒマワリは食用に栽培されていますが、もっとも生産高が多いのはロシアです。種はそのままでも食用されますが、油を取るために多く用いられています。

ヒマワリは北アメリカが原産で、コロンブスのアメリカ大陸発見以前には、他大陸の人には知られていなかった植物です。                                                        
                                                           ※ネット資料より


ネット資料によると、ここ岩崎地区では今年の場合5ヵ所で植えられ、種蒔きが時期をずらして実施されているとのことです。今年は時期的に間に合いませんが、来年度は何とか資料を整理し気に入った画像が得られるように工夫をして見たいと思います。
                                                      ※2023.09.04 撮影

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