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           松島町・瑞巌寺


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松島町・瑞巌寺・・・

台風21号の影響が出始めてきた9月4日、地区振興会主催のシニア研修会に参加し仙台松島方面に出かけてきました。今回の研修はメインが「仙台うみの杜水族館」でしたが、しばらくぶりに訪れた松島町と瑞巌寺の人出にびっくりです。あまり天候が良くなかったのですが、押すな押すなの人出でありさすがに日本三景だなあと思わされました。

水族館は建物の中なので良かったのですが、五大堂と瑞巌寺は歩きの部分が多くカサを持っての行動です。松島町の観光地は、現職当時に小学生を連れての修学旅行のコースであり、50年以上前の記憶を思い出しながらの歩きです。もちろんそれ以後も何回も訪れている五大堂と瑞巌寺でした。

トップの画像は、ここから瑞巌寺の境内ですよと言う区切りの山門入り口です。


瑞巌寺・・・

瑞巌寺は、宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の仏教寺院である。日本三景の一つ、松島にあり、山号を含めた詳名は松島青龍山瑞巌円福禅寺。平安時代の創建で、宗派と寺号は天台宗延福寺、臨済宗建長寺派円福寺、現在の臨済宗妙心寺派瑞巌寺と変遷した。古くは松島寺とも通称された。

境内には、「臥龍梅」と呼ばれる紅白二本の梅の木があり、伊達政宗の手植えと伝えられている。また、参道にはシンボルとも言える杉並木があったが、平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災の津波に見舞われ、その後の塩害によって立ち枯れが目立ったことから、約300本が伐採されることになった。(※ネット資料から)

                                                        2018.10.01 作成



境内入り口 1 境内入り口・・・

国道45号線から真っ直ぐ境内に続く入り口です。正面には「国寶 瑞巌寺」と刻印された巨大な石碑があります。

参道の両側はずらりとお土産店が並びます。私達は二班に分かれ、ガイドさんの誘導で説明をお聞きしながら進みました。
境内入り口 2 境内入り口 3
境内入り口 4 境内入り口 5


洞窟遺跡群・・・

入場門を通ると右側に大きく曲がり、ここからは通路に沿って無数の洞窟と崖の上には摩崖仏が見られます。この光景は記憶に残っているので、懐かしい思いで見て歩きました。


松島を形成している第三紀凝灰岩層を掘った洞窟は松島のいたるところに見られる。地上の洞窟群は地下の洞窟より先行する事は考えにくく、天台宗徒が掘ったと言われているが、江戸時代以降の供養塔しかない事から江戸期に掘られた洞窟群と考えられる。

洞窟内は塔婆・五輪塔・戒名等が無数に刻まれ、供養場として使用されていたことがわかる。墓所ではないので、納骨はなく(例外有り)、供養者には県外(岩手、山形等)の人物も認められる。

洞窟内で最も古い供養塔は、寛永13年(1636)、政宗公に殉死した佐藤内膳吉信(法得紹隆禅定門)のものである。
古来松島は「奥州の高野」と呼ばれ、亡き人の供養が営まれた場所であった。   (※ネット資料から)


洞窟遺跡群 1 洞窟遺跡群・・・

通路から右に曲がると、目の前に大きな洞窟とその上に刻まれた摩崖仏(?)が目に入ります。

色々な形の供養塔が並びますが、資料によると寛永13年(1636)当時のものがあると言いますが、私には分かりませんでした。

この鰻塚は覚えていますので、ここからがスタートになります。
洞窟遺跡群 2 洞窟遺跡群 3
洞窟遺跡群 4 瑞巌寺洞窟群の説明札より・・・

元来、納骨や供養の為の施設で、造営は鎌倉時代に遡り、江戸時代まで続いた。

松島は古来「奥州の高野」と呼ばれ、浄土往生を祈念する神聖な霊場であった。


一番から三十二番まで番号が振られ、それぞれに仏像が刻まれた石碑が置かれてあります。全国から寄進者があるようでした。
洞窟遺跡群 5 洞窟遺跡群 6
洞窟遺跡群 7 洞窟遺跡群 8
洞窟遺跡群 9 洞窟遺跡群 10
洞窟遺跡群 11 道路のはみ出た自然石ですが、ここに刻印された線による顔が見られます。いつの時代のものか定かではありませんが、ハイカラなヘアスタイルとでも言えそうな顔に見えています。

何回も見てきたはずなのですが、残念ながら印象には残っていません。
洞窟遺跡群 12 コースの終わりで後ろを振り返って所です。この場所には三十二番目の仏像「千手千眼観音」が祀られていました。
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