紫波町・志和稲荷神社御神木に戻る

ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント マクロの目 江刺ふるさと探訪記  

location:uchinome.jpトップ>心のオアシス神社仏閣アラカルト紫波町・志和稲荷神社御神木>その2

 サイトマップ

御神木の山を下りる 1

御神木の山を下りる・・・

御神木の山まで上る時は、最短距離であるジグザグコースでした。距離が短い割にはかなりの体力を必要とし、目の前に見えていても御神木までは行けません。

帰りのコースは、ゆったりとした楽なコースを歩きました。
途中の通路脇には、色々な神様の卒塔婆柱が建てられています。ゆっくりと見ながら降りてきました。

縁結びの神 淡島大明神  福徳の神 大国主神
美容の神 豊玉姫命     学問の神 八意思金の神
安産の神 木花咲那大神  農業の神 大那牟遅神

と言った神々の名が書かれてあります。

御神木の山を下りる 2 御神木の山を下りる 3
御神木の山を下りる 4 上の通路から見下ろした様子・・・

上る時にも書きましたが、かなりの年配女性一人が木の葉を集めて焼いていました。挨拶をしたら、「写真撮るのにいぶしてごめんね」と挨拶されました。

神社の方では無く、氏子の奉仕作業かなあと思いましたが、広い場所なので大変です。本来であれば、足の踏み場も無いほどの杉の葉の落ち葉がありはずです。
御神木の山を下りる 5 ここを下れば上り道と合流出来ます。かなり疲れました。


茅の輪くぐりの由来・・・


茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。

茅の輪くぐりはに日本神話に由来します。スサノオノミコトが旅の途中に宿を求めた、備後国の蘇民将来(そみんしょうらい)との逸話が起源です。

貧しいにもかかわらず、喜んでスサノオノミコトをもてなした蘇民将来に対し、弟である巨旦将来(たんしょうらい)は裕福にもかかわらず宿を貸そうともしませんでした。数年後、再びスサノオノミコトは蘇民将来のもとを訪れ「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と教えました。

教えを守った蘇民将来は難を逃れられ、それ以来、無病息災を祈願するため、茅の輪を腰につけていたものが、江戸時代を迎える頃には、現在のようにくぐり抜けるものになったといわれています。
                                                       (※ネット資料より抜粋)

茅の輪 1 茅の輪・・・

本殿前の入り口鳥居に吊された、大きな(2m程)木の蔓で作った輪が茅(かや・ち)の輪になります。上の方に進み方が説明されています。

私も、撮影する前に書かれてある表示を見ながら歩いてみました。蔓をぐるぐると巻いた大きな輪です。
茅の輪 2 茅の輪のくぐり方・・・

最初に左にまわります
次に右にまわります
最後左にまわってお進み下さい。

茅の輪を三度くぐる事により、今年上半期の無病息災開運厄除得られます。
                        志和稲荷神社
茅の輪 3 茅の輪を本殿正面に配置してみました。常時この様に配置している神社は、岩手県内では見たことがありません。
志和稲荷神社本殿 志和稲荷神社本殿・・・

奥州総鎮護 志和稲荷神社

御祭神 宇迦之御魂大神 猿田彦大神 大宮能売大神

御由緒・・・
天喜五年(1057)源頼義・義家が安倍氏一族の征討のために下向され、志和陣ヶ岡に滞陣中、祈願のために勧請され、その後藤原秀衡管領のとき藤原氏の一族樋爪俊衡、同季衡が再建され、その後正平年間(1346〜1470)足利氏の一族 波家長が志和城主のとき社殿新築、その後は 波氏累代の崇敬厚く、七代詮直の代に再建せられた。  ※案内看板から抜粋

中風除け寿命神 1 中風除・・・

今であれば、「中風(ちゅうふう・ちゅうぶう)」と言う言葉は死語に入ると思われます。時代劇や古い時代のテレビドラマ等では、脳溢血を発症することを「あたった・ちゅうぶう」にかかったと言う言葉で表現する場合があります。

最悪の場合にはそのまま命を失ったり、軽い場合でも下半身不随になる事を意味し、昔の人達に恐れられていた病気です。現代に生きる私であっても、「あたった」と言う状態にはなりたくありません。

この神様を初めて知りました。撮影したのみで拝んできませんので、次に訪れた時は拝んできます。
中風除け寿命神 2

中風除け寿命神ご守護のご案内

私達の人生は、いつでも心身共に健康であってこそ幸福であると言えましょう。病は気の持ち方といわれますが、中風の病だけはどうもそうばかりではないようです。

どうすればいつまでも健康でいられるか、人の知られざる所に秘密があります。志和稲荷神社寿命神は、人の知られざるところにその秘密があります。志和稲荷神社
寿命神は、中風除けに霊験ことのほかあらたかにましまして祈る人々の、健康をお守り下さいます。

神代の昔より、
桑は病魔退散のお祓いに用いられ不老長寿の妙薬にもなるほど、人間生活と大変密接な関係があります。日々健康でありますよう、御神像を「さすり」、自分の身体にありがたい御利益をいただきましょう。

中風除け寿命神 3 「身代わり形代用紙」が置かれてあり、これに住所・氏名・年齢を書き、おさい銭と一緒に箱に入れます。

その後、隣の中風除け寿命神の御本体をさすり、自分の身体もさすり拝みます。

不思議な御神木
おわりに・・・

偶然の作品としては最高の出来映えと自負する御神木です。ちょっと見にはピンボケ画像ですが、御神木の根元の注連縄に吊されてある三枚の紙垂を良く見て下さい。右側の紙垂はピンボケでは無く、その後ろにある杉の葉にもピントがしっかり合っています。画像が中心から放射状に拡がっています。

この時の私はカメラに超広角レンズを装着し、更に重い三脚をセットしていました。目の前の御神木の前はちょっとした斜面になっており、息の切れかかっている私はよっこいしょのかけ声で、撮影しながら斜面を登っていました。何でこんな画像が出来たかと私なりにその時の様子から推理してみましたが、はっきりしたことは分かりません。レリーズをつけていたので、何かのはずみで自動的にシャッターが下りたのかなあと思ったりもしています。

二回目の撮影で色々なことを知りました。御神木の意義は神社によって色々とありますが、画像を見て興奮したのは初めてのことでした。偶然にしてはあまりにも出来すぎていたからです。良いことがあれば嬉しいなあ、今の私にとっては、健康安全・交通安全ですかね・・。
                      ページの最初に戻る→