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      紫波町・志和稲荷神社御神木


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紫波町・志和稲荷神社御神木・・・

紫波町・志和稲荷神社については、山王海ダム入り口に鎮座していることもありかなり以前から知っていました。しかし、実際に境内に立ち入り参道を歩いたことはほとんど無かったと言えます。ウチノメサイトを立ち上げるようになっててから、神社仏閣アラカルトの内容として関心を持ち盛岡市からの通院の帰路立ち寄ったこともありましたが、何故か参道をじっくりと歩き撮影したことがありませんでした。

今年の冬は雪がほとんど無く、木立の中の志和稲荷神社の撮影は恵まれていたと言えます。三月上旬には雪がほとんど消え去り、しかも、境内はおろか通路以外の斜面まできれいに手が入れられていました。私と同年代ぐらいの女性の方一人で木の葉を集め、そして火を入れて焼いています。思わず「ご苦労様・・」と声をかけてきました。

トップの画像は、山門入り口から直線上に見える手水舎です。この画像からも杉の葉は見られず、きれいに手が入れられている参道でした。
                                                       2020.03.16 作成


ここでは山門から正面の茅の輪までの通り道を紹介します。

志和稲荷神社山門→御神木への道→御神木山道を上る→御神木・・・茅の輪の順になります。
志和稲荷神社山門 1 志和稲荷神社山門・・・

山王海ダムの入り口の側にあり、巨石に刻まれた神社名は迫力があります。石碑の側から西側に向かって巨大な石造りの鳥居が三基あり、参道は砂利を敷き詰めた素晴らしいものです。
志和稲荷神社山門 2 志和稲荷神社山門 3
志和稲荷神社山門 4 歩くたびに砂利を踏みしめる音がし、杉の落ち葉が見られないほどに手入れがなされておりました。何せ神社の境内周囲が杉の巨木ですから、落ちる杉の葉の量は大変なものです。

直線参道の突き当たりは手水舎で、すごく立派な建物でした。この前を通ると茅の輪があり、その奥には本殿があります。
手水舎 1 手水舎 2

御神木への道 1 御神木への道・・・

赤い鳥居がずらりと建てられ、何基あるのか関心が出てきます。実際に数えてみませんが、御神木への参道の鳥居は数えてみたくなります。

一ヵ月程前に来た時はここまで訪れただけであり、ここから奥へは進んでいませんでした。少々雪があったりして、境内も落ち葉で一杯でした。
御神木への道 2 御神木案内・・・

ここから御神木への道が始まります。その入り口とでも言えますが、数多くの鳥居がぎっしりと並んでつながります。

樹齢・・壱千弐百年余
周囲・・十四メートル
高さ・・四十五メートル ※看板より

御神木への道 3 大きな看板があり、次のような文字が綴られています。

この奥へ進みますと 人生専業 繁栄祈願所の 大神様が祀られています。

ここから鳥居がずらりとつながります。
御神木への道 4

入り口に注連縄を巻き、御神木を思わせるような大きな杉の木があります。

進むにつれて正面に祠があり、左側には大きな鉄の釜がありました。必要によって、火を入れられるようになっていました。

側には看板があり、

社伝稲荷山成就院御護摩焚所
神々しく紫に輝く火、立ち上がる白煙を身に浴びて、無病息災を祈りましょう。

御神木への道 5 御神木への道 6
御神木への道 7 大きな鉄のつばがついた釜でした。願いによって火を入れて熱湯でお祓いをするのでしょう。このお祓いは県北の二戸市呑香稲荷神社・探湯祭で見学し、撮影したことがあります。

ご覧になりたい方は、二戸市呑香稲荷神社・探湯祭をクリックしお入り下さい。

御神木山道を上る 1 御神木山道を上る・・・

御神木と書かれた小さな立て札を見ながら斜面を登ります。かなりの急坂で、木の根だらけの道になります。

ここが入り口になります。
御神木山道を上る 2 あちこちに杉の巨木があり、いかにもと思える注連縄が張られています。私も何回か迷いましたが、根の張り出したじくざく急坂道路を上ると、やがて大きな杉の木が見えてきます。

御神木山道を上る 3 御神木山道を上る 4

御神木 1 御神木・・・

周囲を圧倒する大きさなので、ここまで見えると迷うことはありません。足下はおぼつかないほどですが・・。

縦位置の作画ですが、これでも画面に入りきれません。地上高45mの大きさなので、幹の横枝部分が腐食しかかっているようでした。
御神木 2 ほぼ同じ場所からの横位置です。周囲に張りだしている木の根がすごく、気をつけないとつまづいてしまいます。

周囲をぐるりと回ると、先ほど見た枝の付け根の腐食部分が見えてきます。保護するためにカバーをつけ覆っています。
御神木 3 御神木 4
御神木 5 根元の部分には、お稲荷さんですから石造りのキツネが番をしていました。

下の画像は帰り道の様子になります。。御神木があまりの大きさなので、通路になっている部分の杉の木が何となく小さく見えてきます。
御神木周辺 1 御神木からの帰り道
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