おわりに・・・
先ほどの小さなカミキリ虫の拡大です。ピンボケにならない程度に拡大してみました。これに羽を付けたら何に見えますか、そうですあの凶暴な蜂「スズメバチ」そっくりの形になります。トラフカミキリと言う名がついていました。このすさまじい模様に鳥達はだまされ、エサとして食べられることが少なくなるらしいのです。
保護色と言いますか擬態と言いますか、これも生きて行くための知恵なのでしょう。私も学生時代に最初に見た時は手を出せなかった思い出があります。
アジサイの撮影だけに集中し、家に帰り画像を精査していて気がついたものでした。あれと言うことで、気がついていればカミキリを捕獲してきたのですが後のまつりです。近ければ一走りしますが、一時間以上かかるので断念です。
トラカミキリ・トラフカミキリ(虎天牛/虎斑天牛)・・・
甲虫目>カミキリムシ科>トラカミキリ族
時期: 7月〜9月。
分布: 北海道、本州、四国、九州、沖縄以北、対馬、朝鮮半島,中国とロシアの一部。
生息域: 林近くの、クワが生えている所。
大きさ: 体長15〜26mm。
食樹: 成虫はクワやクリ、リンゴの木に集まり、葉や生木、枯れ木の樹皮を食べる。幼虫はクワの材を食べる。
トラカミキリは、クワの害虫として知られ、トラフカミキリとも呼ばれています。体は黒色で、全体に黄褐色から赤褐色と黒色の短毛で被われています。頭部と胸部前側が黄色く、上翅にハや八の字の黄色い紋があります。この黒と黄色の虎模様から名が付けられています。
全体はハチによく似ていますが、上翅の模様には少し無理がある様です。しかし頭部側から見ると、黄色い複眼の感じ、胸部前側の黄色の斑、短めの触角など大型のスズメバチに見えます。上翅中央から斜めに延びる黄色い紋はもう少し似ていて良い気がしますが、前側を細く見せる模様でしょうか?、そう考えるとセグロアシナガバチに少し似て見えます。
(※ネット資料より)
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