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        2023我が家の御明神様


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大きくなったエノキの下に安置された御明神様。

我が家の御明神様・・・

我が家の歴史を墓名碑から分析すると、初代の開祖(八郎兵衛)から数えておよそ350年程前に、この地に及川家を建立しスタートした事になります。

年末年始になると、私の年一回の先祖供養の仕事が始まります。家にある古い神棚の掃除と共に、屋敷の北側に置かれている御明神様の掃除です。思い起こせば、私の若い頃に父親と二人で掃除をし、御神酒を上げて大晦日と新年の二回拝んできたことも、今となれば懐かしい思い出になります。

代が代わり、今は私と息子の二人で同じ事をやっています。現在私で十代目になりますが、元禄時代の前から続いている歴史の流れの重さをひしひしと感じています。

ここでは、エノキの下に置かれている御明神様の姿を撮影し、年一回の昔を思い出すことから一年のスタートを切りたいと思います。

トップの画像は、かなり大きくなったエノキの下に安置された御明神様の姿です。

                                                      2023.01.08 作成

小鳥の足跡 小鳥の足跡・・・

掃除をするために屋敷の裏に出たら、小鳥達の足跡が無数についている場所がありました。

足跡の大きさは、側に落ちていた松ぽっくりの大きさから7センチほどありました。

これでは小鳥とは言えませんね。
御明神様の全景 御明神周辺の全景になります。

後ろの方が北側になります。例年ですと、ここには60センチほどの雪が積もるのですが、今年はいいところ20センチほどです。

今にどかんと来ますね。
正面から見た御明神様 正面から見た御明神様で、土台の部分には先代が石に刻んだ文字が読み取れます。
左上から見下ろす 左上から見下ろす。

エノキの後ろには木が生えていますが、これはクリの木です。

毎年200キロほどのクリの実を収穫し、兄弟姉妹知人に送っています。
右からほぼ水平に見る 右からほぼ水平に見ると、天神宮と刻印された平べったい石と、何もない細長い石が置かれています。

屋根石の下には、何となく御神体に見えるよなあと気楽に置いた赤石があります。

エノキがどんどん成長するので、毎年傾きを修正しています。
天神宮と読み取れる文字 右の平べったい石に、天神宮と読み取れる文字が確認出来ます。

この刻印も、その内に風化して判別が難しくなると思われます。

いつの時代のどなたが刻印されたのかは不明です。

おわりに・・・

私で丁度十代目の住人になります。歴史をひもとくと、最初にも書きましたが開祖・八郎兵衛がこの地に住み込んでからおよそ350年程になるようです。大昔の家屋敷は、今の家のある場所から50m程北側にあったようです。30年程前に田んぼの大規模圃場整備があり、その時ですが昔の古い家があった場所の整地が行われました。

その中に、古墓と思われる大小30個ほどの礎石がありました。150年程前に南側に家が引っ越し、今の場所になったと思われます。そんなことを思えるのも楽しいものです。

御明神の祠の中には、本来ですとこぶしぐらいの大国さんもどきの石がありましたが、今では我が家の歴史遺産になるので神棚に上げてあります。この大きな赤い石は、何となく大黒さんに似ているなと言うことで祠の中に祀ってある石です。
大黒さんに似ている石
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