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楼門全景 楼門・・・

重層の入母屋造り、檜皮葺きの二重門。本殿入り口に建ち、左右は回廊につながっています。全体は朱塗りされ、堂々たる風格にあふれた佇まいが見事です。

慶長年間(1596-1615)に石田三成が再興した後、明治時代に火災で焼失。

現在見ることができるのは、大正三年(1914)に再建されたものです。


石田三成の名が出てきて驚きです。
楼門入り口 楼門入り口・・・

登龍門伝説の立て札がありました。


飛龍天神ねぶた・・・

当宮に伝わります登龍門伝説と、永年の交流があります青森県の伝統芸能の「ねぶた」を組み合わせ、「飛龍天神ねぶた」として「特別受験合格祈願大祭」の期間中(十月一日より三十一日迄)展示するものです。

天神様にあやかり、試験や難関突破、開運、出世を願い、この門を通り御本殿へ御参拝ください。


この門をくぐると天満宮本殿になります。

天満宮本殿・・・

菅原道真公薨去の二年後にあたる延喜五年(905)年、味酒安行によって祠が建てられ、同十九年に左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営を行いました。数度の炎上を経た天正十九年(1591)、筑前国主小早川隆景が再建。五間社流造り、檜葺きで、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式で、右には飛梅、左には皇后梅が配されています。

内部は6本の金柱、黒や朱の漆、岩絵具などで美しく彩色され、錦の帳奥の内々陣に菅公の御霊代が奉安されています。・・・国の重要文化財・・・



菅公を慕って飛んできたという伝説のある有名な「飛梅」ですが、生えている場所は知りませんから何となく撮影していたら写っていました。樹齢が千年以上と言いますが、柵の中にあるのは細い幹が三本あるのみです。多分ですが、三本の中心に巨木がありその脇から生えてきた梅の木なのかなあと思いました。全体像を撮影できなかったのが悔やまれますが仕方ありません。
天満宮本殿、テントで見えません。 天満宮本殿・・・

楼門をくぐると本殿になりますが、テントが二張り全容が見えません。

境内のあちこちに「特別受験合格祈願大祭」の幟が立てられており、十月十八日は特に多いのかなあと思いました。
有名な飛梅、幹が三本ありますが本物は巨大な梅の木であったと思います。 有名な飛梅・・・

本殿の右側で枝を伸ばす飛梅は、太宰府へ左遷された際に、菅公を慕って一夜のうちに京から空を翔けてきたという伝承を持つご神木です。

千年以上の時を経た今も、毎年、境内の全ての梅に先駆けてその清香の花を咲かせます。

東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
左側から見た本殿、右端に飛。梅が見えています

御本殿・・・

延喜三年(902)太宰府の地で亡くなられて菅原道真公のお墓を守るために建立(御本殿の真下が御墓所)。

現在の御本殿は、天正十九年(1591)筑前国主の小早川隆景公により再建。五間社流造り、屋根は軒唐破風付桧皮葺きで、桃山時代の代表的建造物。

(※本殿前の説明より)

天神さまと登龍門

天神様と登龍門・・・

御本殿右側上の欄間には、鯉の背中に乗り登龍門へと向かう文人貴族の姿が彫刻されています。

登龍門伝説では、上流に登った鯉の中で、龍門の地にある険しい瀧を飛び越えた鯉は龍になるといいます。

龍は王者、即ち仁徳を兼備した立派な人のことを指します。

天神様の御生涯を登龍門伝説に重ねて、桃山時代、御本殿に彫刻されたものです。



拝殿内欄間に彫刻された登龍門、内部での撮影は出来ません。

拝殿右側にあった看板に、「天神さまと登龍門」の説明と欄間の絵が紹介されていました。

絵が荒れますが、切り出し画像て紹介します。大きな鯉の背に乗る文人の姿が分かります。

受験生と思われる方の御祈祷。 拝殿内・・・

拝殿正面(中心をずらしています)から見た御祈祷場面です。正面をずらすのは神社撮影の基本とお聞きしました。

受験生と思われる方の御祈祷が行われていました。
拝殿入り口天井欄間。 拝殿入り口天井欄間の様子です。天満宮の紋所は梅印です。
拝殿左側からの入り口。 拝殿左側からの入り口です。正面奥に「おまもり」の文字が見えています。

原画を拡大すると、金色の柱の上には彫刻があるのが分かりました。

合格絵馬掛け所。 学問の神様と言えば、お守りです。境内各所に受験祈祷のお守りが販売されています。

厄除け祈願を始めとして、様々なお守りが見られました。

家族の干支お守り、来年中学生になる孫娘の学業祈願お守りを求めました。

合格絵馬掛け所があります。他人の願いを読んでは失礼なので、絵馬だけの紹介です。
絵馬の掛け所とおみくじ結び所。 絵馬の掛け所とおみくじ結び所です。

太鼓橋のほとりに、九州最大・最古の絵馬堂があるとのことですが、そちらの方に回る時間がありませんでした。
大きな熊手を引きながら木の葉を集めています。 境内には梅の木を始めとして、数多くの木が植えられています。

秋ですから木の葉がかなり落ちてきます。その都度、大きな熊手を引きながら木の葉を集めておられました。
忙しそうに動いている巫女さん。 最初に見た本殿前のテントには椅子がありませんでしたが、帰り際に見たらずらりと椅子が置かれていました。

巫女さんも忙しそうに動いており、本日の特別大祭の準備かと思われます。
目玉が黒い狛犬は目立ちます。 阿形の狛犬・・・

どこの神社にも狛犬がありますが、目玉が黒い狛犬は目立ちます。

反対側には吽形の狛犬がありました。
楼門の本殿側の様子です。

楼門本殿側の様子ですが、正面の飾りとは対照的に、落ち着いた感じがします。

駆け足状態の参拝でした。天満宮境内にいたのが20分、門前町往復で20分の合計40分でしたから・・・。

今後参拝に来ることは無いと思われますが、案内図を参照にゆっくりと参拝したいものです。

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