ウチノメ屋敷編に戻る


        ウチノメ屋敷・古い絵馬

ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント マクロの目  

location:uchinome.jpトップ>ウチノメアーカイブス>ウチノメ屋敷編>ウチノメ屋敷・古い絵馬

 サイトマップ

絵馬の上を切り取りタイトルに
ウチノメ屋敷・古い絵馬・・・

今から30年程前のことになりますが、母家と一緒に建立された馬屋(まやと呼んでいた)解体する時の事でした。およそ130年程前の建物ですが、昔の祖父母達の労働力は馬に頼ることが多く、我が家のみならず周辺の農家でも当然のごとくにどこの家にもあった馬屋でした。

解体する前に馬の住んでいた畜舎入り口の柱に、古びけた板に墨で書かれ釘打ちされた絵馬を見つけ大切に保存してきていました。先頃何気なく取りだして見て、これぞ画像化しファイルに組み込んでみたものです。かなり古くなりかろうじて馬の姿を確認し、年号は不明ですが日付と三百円の金額を確認出来ています。

板の裏には売り買いしたばくろうの名前でしょうか、善太夫の署名がありました。

トップの画像は、絵馬の上を切り取りタイトルににしてみました。
                                                       2023.01.29 作成

ほぼ全画面 ほぼ全画面・・・

右足を高く掲げ、元気な馬の動きが描かれていました。

画面にはリサイズの関係で入りませんが、右後脚にはひずめと毛が生き生きと描かれてありました。

年号が読み取れないのですが、?月十七日、三百円と書かれてあります。

いつの時代に三百円で購入出来たものか定かではありません。
頭部と上半身の姿 頭部と上半身の姿、逞しいたてがみが描かれています。
日付と価格

年号は不明ですが、かろうじて・・・九年と読み取れます。

?月十七日

三百円。

今の価格にて馬1頭はどの位するのでしょうか分かりません。

善太夫 善太夫、売ったばくろうさんの名前ですね。
釘の穴跡が二ヵ所ありました 釘の穴跡が二ヵ所あり、しかも何回も揺れ動き穴がすり減って大きくなっています。

右後脚のひづめくっきりと残っていました。

今は農作業はトラクターに代わり、牛馬の姿は見る事が出来ません。

海岸の学校に勤務した時、体験学習で馬による農耕作業を見たことがあります。

大きな足のひずめで、ばしゃばしゃと水をかけれたことが今でも印象に残っています。
                    ページの最初に戻る →