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location:uchinome.jpトップ>ドキュメント三陸沿岸被災地 その2気仙沼市・岩井崎その2>その3

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駐車場から見た様子・・・

駐車場のロータリーに、岩井崎付近の案内看板がありました。風光明媚な場所と言うことは知っては居たものの、気仙沼市街地から南側にはほとんど訪れる機会がありませんでした。看板を見ていたら、岩井崎は太平洋に突き出た半島(岬)と言うことになります。

復興の龍を見て戻りながら、岩井崎の津波に襲われた地域を見下ろしてみました。高さにして3m程だと思いますが、外洋からの津波が直接上陸しかなりの家が破壊されていました。撮影したのが一年を経過した後ですから、ほとんどが片付けられたものと思われます。

それにしても不思議なのが海岸沿いの平地の松です。家が倒壊するほどの津波に襲われていながら、背の高い松がそのままの形で残っていることです。外洋からの津波は一番先に松の木を押し倒したはずですが、根元からもぎ取られないのは何故なのか?・・・。砂地ではなく固い岩盤に生えているためでしょうか。

陸前高田市の高田松原は、数万本と言われる松の木が根こそぎもぎ取られ流失していますし、大槌町の浪板海岸では半分ほどの松の木が根元からもぎ取られています。波高の違いはあまりないと思われますが、どんな力が作用したのか不思議に思います。不謹慎なことですが、そんなことを思いながら撮影しました。

案内看板
岩井崎津波被災地 1
岩井崎津波被災地 2
岩井崎津波被災地 3
岩井崎津波被災地 4
岩井崎津波被災地 5・・・岩井崎観光ホテル跡。

琴平神社 1 琴平神社

帰りながら見たら鳥居が目に入ったので、神社まで進んでみました。

この場所は幾分周囲より高くなり、津波に洗われた様子が見られません。

琴平神社 2 周囲の家は流されたり壊されているので不思議でしたが、看板の板がめくれているので、直接の大波ではないが津波に襲われてのかなとも思えます。
琴平神社 3 琴平神社となっていて、丸の中に金の文字があります。もしかしたら、四国の金比羅さんの末社かもしれません。
琴平神社 4 境内に入ってみましたが、周囲の様子から見ても津波に襲われた跡は見当たりません。

津波が遡上しても、流される程ではなかったのかなと思います。
琴平神社 5 ある雑誌を見ていたら、神社の参拝マナーが書かれてありました。

鳥居の中央を歩いてはいけない。本殿中央で参拝してもいけない。いずれも神様に対して不謹慎な行為になります。

そう言う私は、中央を歩き正面から撮影しています。次からは気をつけなくてはと思いました。

以前に訪れた四国の金比羅神社、ガイドの男性も同じことを話して居られました。

桜並木がありますので、後日訪れてみたいと思います。
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