現場には40分ほど滞在し、可能な限り様々な方向から念願の「奇跡の一本松」を間近で見て撮影することが出来ました。最初にもふれましたが、現場に復興のシンボルモニュメントとして永久保存する計画が進められています。工事開始は9月12日頃と言いますので、最後の見納めになりました。近ければすぐ訪れることも出来ますが、距離がありますのでそうはいきません。
順調に保存処理が進めば、来年春にはお目にかかれそうです。
陸前高田市のHPの記載事項を紹介します。
「奇跡の一本松」の保存について
白砂青松の風景が広がる高田松原は、本市の象徴でした。しかし、約7万本と言われた松は、今回の津波によりただ1本が残るだけとなり、その「奇跡の一本松」も、海水などによる傷みが大きく、今年5月に枯死が確認されました。
震災直後から市民の心の支えであった一本松は、全世界でも報道され、復興のシンボルとして親しまれてきました。市は、その一本松を後世に受け継いでいくため、モニュメントとして保存することとしました。保存にあたっては、一本松の現物をできるだけ現状に近い姿で、現在の場所に自立させる方針で、9月上旬ごろに着工する予定です。
「奇跡の一本松保存募金」を行っています。
【ゆうちょ】口座記号番号:02290−9−12701
(名義)奇跡の一本松保存基金
【岩手銀行】岩手銀行高田支店 普通 2051836
(名義)奇跡の一本松保存募金 代表 陸前高田市長 戸羽 太
※現金書留やFace book を使ったクレジット決済も可能です。詳しくは、都市計画課(内線461)まで。 |