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9:20 昇降虎の交叉・・・

一番手の舞が終わる頃、二番手の虎が才坊に導かれて上ってきます。梯子を掛けているやぐら横木付近がすれ違いの場所になるようです。

横から見ているとはっきりとはしませんが、正面から見ていると交叉の様子がはっきりとします。

すれ違うときは才坊の居場所が無くなりますので、横木端によって虎を導きながら待機しています。梯子の段は狭いので、二頭の虎がそのままの体制で交叉することは困難です。
昇降虎の交叉 1・・・入れ替わる少し前、才坊が梯子から出て道を空けます。
昇降虎の交叉 2・・・左右に分かれての入れ違いになります。 昇降虎の交叉 3・・・二番手が上に向かいます。
昇降虎の交叉 4・・・一番手が梯子から降ります。

 

一番手が舞いながら降りてきました。上るときは梯子に向かっていますが、降りるときは正面を向くので梯子を背にして降りてきます。

衣を被り舞いながら降りるのは、バランスの取り方が大変だと思われます。身体を支えているのは足の裏だけになるからです。


9:27 二番手虎頂上舞・・・

二番手虎の頂上舞です。一番手とほとんど同じような動きになるので、ここでは足の位置にポイント置き編集してみました。

正面から撮影すると、梯子の段に対してどのように足の位置を固定するかがはっきりとします。

驚いたのは最上段に足をかけ、片方の足は梯子の先端部に乗っている画像です。衣の中の様子が分かりませんが、台になる方との位置の関係から、首乗りをしているとしか思えません。そうでないと、もの凄く不安定な状態になるからです。

衣の中で身体の向きが変わりますが、足の位置の違いを見ると納得できます。外からは分かりませんが、衣の中での入れ替えが行われていました。
二番手頂上舞 1・・・上に伸び上がる瞬間ですが、異様な配置に驚きます。あたかも一人で舞っているように見えます。
二番手頂上舞 2・・・ここからは虎頭の方の足の位置に注目してください。 二番手頂上舞 3・・・すでに台の方に首乗りしています。
二番手頂上舞 4・・・右足は梯子の 二番手頂上舞 5・・・一段下りました。
二番手頂上舞 8・・・舞が終わりこれから下まで降ります。 9:31 二番手虎降りる・・・

上るときと完全に位置が入れ替わり、身体の向きも変わります。梯子段にかかる足の位置を見ると、二人の足は上るときとは逆向きになっています。



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