11:02 一番手の虎が上る・・・
演技の前の打ち合わせが終わり、代表者から気合いと指示が飛びます。二回目の虎の台になる方は、いつも拝見している代表者菅野さんでした。
普段に見せている穏やかな笑みが消え、引き締まった表情で若者達に気合いを入れ衣をかぶりました。 |
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虎の頭が梯子に上った頃、菅野さんはゆっくりと衣を被り足だけしか見えなくなりました。
いつも見ていて思うのですが、この衣の長さはどの位あるのだろうか、衣の中で身体をどのように固定するのだろうか・・。そんなことを思いながら見ています。
あってはいけないことですが、万が一のトラブルを十分覚悟し、細心の注意をして梯子の上での演技をしています。もしかして、最悪の場合には衣自体が命綱の役目を担うのでしょうか。失礼なことを書きました。 |
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今までほとんど撮影したことのない虎の横顔です。たまにですが、頭の下の赤い布を通して光の関係で顔が見えることがあります。気をつけてみると、頭の下とそれ以外の場所では赤い布地の厚さが違いますね・・。
獅子踊りの場合でも、外からは見えなくても中からは外の様子が見えています。虎舞の場合は赤い色ですが、中からは外の様子がそれなりに見えるものと思います。 |
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迫力ある表情の虎頭です。
ここからは、三番手の才坊に導かれて上っていく虎の動きと舞いになります。後日の新聞特集で見たのですが、この方は今年初めての才坊デビュウーと紹介されていました。光線の関係で、表情がはっきりと分かりません。 |
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