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2010奥州市伊手・熊野神社蘇民祭
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新しい年になり、今年も蘇民祭の話題が聞かれるようになりました。家から30分ほどで行ける伊手地区にある熊野神社は、私が知る限り岩手県で二番目に行われる蘇民祭であると言います。毎年訪れている地元の蘇民祭ですが、マイナス5度位の冷え込みのせいかカメラを持つ手が刺すように辛くなり大変でした。 翌日の新聞報道によると、厄年連の男衆の参加は百名ぐらいと言うことで、廻りで見ている参拝者はいつもより少ないなと思いました。今までは最後の見せ場である蘇民袋争奪戦まで撮影していましたが、今年は火たき登りの部分だけで体力的に辛くなり、鬼子登りや蘇民袋争奪戦を見ることなく帰りました。 |
蘇民祭当日・・・ 蘇民祭の儀式は、午後九時から始まる火たき登りから、別当及び袋登り、鬼子登り、そしてクライマックスの蘇民袋争奪戦と続きます。いつものことですが、駐車場の確保のこともあって家を出たのは午後六時半頃でした。雪が無ければ30分ほどで着く場所ですが、一面の積雪でアイスバーンになっています。私以外の方も走っていて、徐行しながらの安全運転でした。 神社境内に完全武装をして出たのが午後八時時過ぎでした。最初にも書きましたが、例年よりも参拝する方が少ないように思えました。 会場で毎年説明される名司会者のお話から・・・ 今年は176回目の蘇民祭でございますが、疫病が出たり火事が起きたり、不幸なことがいっぱいあったと言うことで蘇民祭が450年ほど前から始まったと言われます。昭和50年、それまで途絶えていたのですが、神社の保存会が結成されまして、それ以後ずーっと止めることなく毎年蘇民祭をやっております。 神事の時ですね、原体の神楽の方々が毎度楽隊をやっています。岩手県の蘇民祭には協力隊がございまして、そう言う人達の協力隊の中でそれぞれの蘇民祭がなされています。 |
火たき登り・・・ 午後九時、鐘楼の鐘の音が響く中、控えの場所になっている場所から火たき登りの行列が出発です。ここでは、角灯を手に地面を祓いながら進む男衆の様子、ほら貝を吹き太鼓を叩き笛を吹きながら進む神官・神楽衆、境内入り口を登ってきた神官・神楽衆の皆さん、神殿のろうそくの火をせっかに点火する場面、そして、巨大な歳戸木が燃えさかる様子を紹介します。 |
神社境内入り口に着いた行列・・・ 太い青竹の先に藁をきちっと巻き、御幣を吊したもの(梵天と言うのでしょうか)を先頭に境内に入ってきます。その後ろには歳戸木に点火するための葦の束(?)、豆殻が登ってきます。後ろには杉の木の先に吊した梵天(間違っているかも)が続きます。 原体神楽の鳥兜をかぶった女性は、お年を召しているなと思います。 |
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