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       奥州市江刺区・熊野神社蘇民祭


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燃え上がる歳戸木の火に浮かび上がる熊野神社本殿。

奥州市江刺区・熊野神社蘇民祭・・・

◎名称
  熊野神社蘇民祭。または熊野神社蘇民除夜祭、ソミヒキ、くまのさまの十四日まつり等ともいう。

◎由来伝承
  四百年以上も前に、当地区が大凶作になり、また原因不明の疫病や火災が相次いでおき、地区民は不安のどん底
  に落ちた。そこで黒石寺の蘇民祭を真似て祭りを始めたと伝えられている。平成二十二年で一七七回目の開催と
  なっている。

◎実施期日
  正月十九日から二十日(新暦)。

◎実施場所
  奥州市江刺区伊手地内の熊野神社境内、並びに別当宅及び門前で行われる。神社は東西に走る道路北側の小
  高い所にあり、道路から石段の参道が延びている。参道を登ると左側(西)に社務所、正面(北)に拝殿、奥に本殿
  がある。拝殿、本殿の東側に大きな広場があり、この広場に火たき登りの歳戸木が組まれる。


  (※岩手の蘇民祭から)

◎2005江刺市伊手・熊野神社蘇民祭
  江刺市(2月22日から奥州市)伊手地区にある熊野神社では、毎年1月中旬に蘇民祭が行われます。この蘇民祭
  は、400年以上も前から地域の人の無病息災と五穀豊穣を祈願して行われていました。3mを超す歳戸木に乗る
  十数名の男衆の姿は、燃え上がる火と煙の中で迫力ある様子を見せてくれます。

◎2006江刺市伊手・熊野神社蘇民祭
  江刺市としては最後になる蘇民祭が、伊手地区熊野神社で行われました。例年にない大雪の中、多数の方々が参
  拝と見学に訪れていました。私も二回目の参拝になるので、今年は狙って撮影することが出来ました。
  去年も思ったのですが、寒さを感じなくなっている厄年の男衆、寒くてふるえの止まらない私、なんか気合いが足り
  ないなあと思いながらの撮影でした。

◎2008奥州市江刺区熊野神社蘇民祭

  1月19日、奥州市江刺区伊手地区にある熊野神社で、第174回目の蘇民祭がおこなわれました。私は今回で3回
  目の撮影になりますので、今までとは趣向を変えて火たき登りと清めの儀式、そして蘇民袋争奪戦を中心に特集し
  てみました。
  暖冬の昨年とは違いマイナス6度の雪の中でしたが、42歳の厄年の男衆を中心に盛り上がった蘇民祭になりまし
  た。

◎2010奥州市伊手・熊野神社蘇民祭

  新しい年になり、今年も蘇民祭の話題が聞かれるようになりました。家から30分ほどで行ける伊手地区の熊野神
  社は、私が知る限り岩手県で三番目に行われる蘇民祭であると言います。毎年訪れている地元の蘇民祭ですが、
  マイナス5度位の冷え込みのせいかカメラを持つ手が刺すように辛くなり大変でした。
  翌日の新聞報道によると、厄年連の男衆の参加は百名ぐらいと言うことで、廻りで見ている参拝者はいつもより少
  ないなと思いました。今までは最後の見せ場である蘇民袋争奪戦まで撮影していましたが、今年は火たき登りの部
  分だけで体力的に辛くなり、鬼子登りや蘇民袋争奪戦を見ることなく帰りました。

◎2012奥州市江刺区・熊野神社蘇民祭
  一月二十一日の熊野蘇民祭は、雪も少なく寒気もゆるんだ日に行われました。自宅から熊野神社まで三十分ほど
  で行けますが、家を出るときは小雨模様で途中から小雪がちらつき始めました。しかし、道路は乾き快適に走ること
  ができました。駐車場になる広場には雪がありますが、事前に除雪されきれいになっていました。
  私にとって五回目になる熊野神社詣でです。今回は今まで撮影していない場面を重点にしプランを練ってみました。
  一つめは、神社別当宅でのご膳上げと神社まで行列を組んで歩く四角登り、二つめは、蘇民袋争奪戦の中に入っ
  ての男衆の様子、三つ目は、燃え上がる歳戸木から神社までの道を祓うときの様子を撮影することでした。

◎2017奥州市江刺区・熊野神社蘇民祭
  体調を考慮して、五年ぶりに近くの伊手地区に鎮座する熊野神社での蘇民祭を撮影してきました。今回は時間に間
  に合うように暗くなってからの現場入りです。丁度九時頃から火焚き登りが開始されます。それにあわせて車から動
  き出す手の抜きようです。今年の蘇民祭の夜はそれ程冷え込んではいませんが、さすがに午後九時ともなると冷え
  冷えとしてきます。寒さから身体を守るためにがっちりと着こんでいますので、動きが少々緩慢になるのは避けられ
  ません。
  五年ぶりに撮影した蘇民祭の様子は、火焚き登り一本のみで終了です。やっぱり寒さに耐えられず動きが緩慢に
  なりました。これ以上は転倒したりすると大変なので、お堂までの道の清めを撮影したところで切り上げました。