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      2012奥州市江刺区・熊野神社蘇民祭


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大粒の雪の中で、燃え上がる歳戸木の上で気勢を上げる男衆。
例年にない寒波と大雪に見舞われている日本列島です。一月から始まる寒の行事は蘇民祭でスタートします。すでに紹介しておりますが、岩手には現在執行中(実施されている)の蘇民祭が十ヵ所の神社仏閣で行われており、当地江刺の伊手熊野神社蘇民祭は四番目になります。

一月二十一日の伊手熊野蘇民祭は、雪も少なく寒気もゆるんだ日に行われました。自宅から伊手熊野神社まで三十分ほどで行けますが、家を出るときは小雨模様で途中から小雪がちらつき始めました。しかし、道路は乾き快適に走ることができました。駐車場になる広場には雪がありますが、事前に除雪されきれいになっていました。

私にとって五回目になる伊手熊野神社詣でです。今回は今まで撮影していない場面を重点にしプランを練ってみました。一つめは、神社別当宅でのご膳上げと神社まで行列を組んで歩く四角登り、二つめは、蘇民袋争奪戦の中に入っての男衆の様子、三つ目は、燃え上がる歳戸木から神社までの道を祓うときの様子を撮影することでした。

内容として、四角登り、火たき登り、別当及び袋登り、鬼子登り、蘇民袋争奪戦の五つの場面をまとめてみました。内容的にかなり多くの記録場面を編集しましたので、行事の内容別にページを作成しサムネイルからご覧頂けるようにしてあります。なお、文中の解説で専門的な部分は「岩手の蘇民祭・熊野神社蘇民祭」の記事を参考にしました。


四角登り
火たき登り
別当宅から供物・祭事道具を神社まで運ぶ行列が始まる。 燃える歳戸木の上で気勢を上げる男衆。
別当及び袋登り
鬼子登り
蘇民袋のマゲの部分をがっちりと咥えて登る男衆。 父親に背負われた七歳の男の子、二組続きます。
蘇民袋争奪戦
 
争奪戦に先立ち刃物で蘇民袋を切り裂く瞬間。