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      2013似鳥八幡神社サイトギ・神事


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宮司の太鼓の合図で神事が始まります。

三年ぶりに訪れた二戸市似鳥八幡社です。ここでは、あいにくの雪降りになりましたが神社周辺の様子、神事にお招きされお祓いを受け玉串奉奠までの様子、雪降りの中での餅つきの様子、そして、直会(なおらい)に参加し神前に祀られているオコモリの様子を紹介いたします。



神社周辺の様子 1 神社周辺の様子・・・

現地に着いたのが午後五時過ぎでしたが、あいにくの曇り空と雪降りであり薄暗くなっていました。以前訪れているので、参道裏の通路を上り境内に車を置き一休みです。

似鳥神社ですが、まだ時間があるためか本殿入り口も少ししか開いていません。
神社周辺の様子 2 ふもとから入り口から境内までの石段に、手作りの行灯が置かれ点灯されます。

下の画像は、井桁状に組まれた点火前のサイトギと燃え上がるサイトギを叩くときの長い棒です。雪が積もりはっきりとは見えなくなっています。
神社周辺の様子 3 神社周辺の様子 4
神社周辺の様子 5 裸参りに参加する男衆がここで褌一つになり、右にある手桶の水をかぶる場所です。

神社右側にある観音堂、その隣は名前が不明です。


神事 1 17:58 神事・・・

知人にお会いし、神事から参加し撮影することができました。前回は拝殿の外から見ていましたが、私も総代の皆さんや役員の方々と座りながらの撮影です。

宮司の打ち鳴らす太鼓で神事が始まりました。修祓から始まる流れの中で、大麻を振り宮司からお祓いを受けました。
神事 2 神事 3
神事 4 拝殿に居られる皆さんをお祓いした後、宮司と総代代表が外に出て、サイトギ、境内の井戸、水垢離の場所を祓います。

雪が強く降ってきました。ストロボの光を受け、レンズの前を舞う雪が大きな粒に写ります。
神事 5 神事 6
神事 7 祝詞奏上・・・

厳かな中で祝詞が奏上されます。はっきりと聞き取れませんが、産土の大神、五穀豊穣の言葉が聞き取れます。
神事 8 神事 9
神事 10 祝詞奏上のあと、拝殿に居られる皆さんにより玉串奉奠がありました。私も玉串を戴き奉奠しました。

予期していなかったので慌てましたが無事奉奠を終えました。総代長でもある知人のご厚意によるものでした。
神事 11 神事 12
神事 13 神事 14


餅つき 1 18:29 餅つき・・・

神事が終わると直会(なおらい)になりますが、準備の間に外から餅つきの音が聞こえてきました。早速ですが側に出て撮影です。

手際よくつきあげられた餅、臼の中で手頃の大きさに引きちぎられます。
餅つき 2 餅つき 3
餅つき 4 手慣れた手さばきでちぎられた餅、きな粉の中にまぶされ皆さんに配られます。

かなり大きなきな粉餅、それと、豚汁も一緒にご馳走になり満腹でした。
餅つき 5 餅つき 6
直会(なおらい) 1 18:38 直会(なおらい)・・・

つきたての餅をご馳走になり、直会の場に戻りました。直会ですから御神酒が出されましたが、車ですからとお断りしました。

総代長の知人から私の紹介があり、奉納した写真について説明をしました。私は燃え上がる炎の中に「天狗・神」を見ましたが、二戸市似鳥地区では「フクロウ・おっほ」と言うとのことです。
直会(なおらい) 2 似鳥神楽権現舞で舞われる「権現様」が飾られています。

拝殿の欄間には、奉納された写真が数多く掲げられていました。私の奉納した画像、改めて見直しました。


数多く撮影した画像の中での一番のお気に入りです。偏見だろうと言われそうですが、立ち上る火の粉の中に大きな目玉と長い鼻を見つけました。

偶然とは言え、立ち昇る火の粉の中に神様(天狗の顔)を見つけ嬉しくなりました。 (※前回の記事より)
直会(なおらい) 3 直会(なおらい) 4
直会(なおらい) 5 直会(なおらい) 6
オコモリ 1 祭壇に置かれたオコモリ・・・

ご飯を凍らせた物なのですが、正確には五穀で作られたご飯を固めて凍らせたものになります。

調べてみると五穀とは、米・麦・粟(あわ)・黍(きび)・豆のことを言います。これらを混ぜてご飯にし、柱状にして先端を尖らせたものが五本三宝に乗っています。

三宝に五穀ご飯を敷き詰め、その中に五本の柱を立て居ます。長さは30センチ位、太さは6センチ位あります。よく見ると、粟や豆が黄色になっているので判別できます。
(※前回の記事より)
オコモリ 2 オコモリ 3
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