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権現舞 1 権現舞・・・

した舞が終わり舞手が変わります。

今まで手平鉦を手にしていた白装束の方が権現様に拝礼します。頭役の方は左手に権現様を持ち、しっぽ役の方が衣を手にして舞が始まります。

二人の舞手が阿吽の掛け合いで舞われます。頭役の方はほとんど目を閉じたままでの動きでした。
権現舞 2 権現舞 3
権現舞 4 権現舞 5
権現舞 6 権現舞 7
権現舞 8 権現舞 9
権現舞 10 頭役の方が衣の中に入り神の化身になります。

しばらく舞われた後、した舞を舞われた方が右手に錫、左手に米の入ったお盆を手にし権現様と向かい合います。

他の権現舞では、ここで米を権現様に振りかけたり、杓子で四方に水を振りかけますが、似鳥神楽では見られませんでした。

権現様の頭の前で錫を振り祈祷をしているのかなと思いました。
権現舞 11 権現舞 12
権現舞 13 その後、権現様が畳に頭をつけますが、たすきを口に入れて噛ませ、がっちりと咥えさせます。

した舞をされた男性が先頭に立ち、たすきを肩にかけて歩き出します。

今まで多くの権現舞を見ていますが、このような動作で舞われる権現舞は初めてです。ただ歩くのでは無く、つま先をひょいと上に向けての歩き方が特徴的でした。
権現舞 14 権現舞 15
権現舞 16 権現舞 17
権現舞 18 権現様の口にかませた「たすき」で上あごと髪の毛を縛ります。何を意味するのか分かりません。

その後、身体に纏った獅子頭と衣を脱ぎ、権現様を正面に安置し終了します。

した舞が16分、権現舞が17分、全体で33分ほどの舞でした。最初にも書きましたが、今回はご好意により来賓席に座っての撮影であり、満足した内容になりました。
権現舞 19 権現舞 20
権現舞 21 権現舞 22
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