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       海フェスタいわて・日本丸寄港


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茶屋前埠頭に係留中の帆船日本丸、観光船はまゆりから見た様子です。帆船には夢がありますね。

全国海の祭典「海フェスタいわて」が、三陸海岸大船渡市公共埠頭を主会場にして7月19日から27日まで行われました。私にとって、岩手を会場にした海の祭典は平成4年に行われた釜石会場で開催された海洋博以来の事です。地震騒動や悪天候等による影響があったと思われますが、新聞報道等によると大船渡会場へは期間中に57万人を超す人が訪れたと言います。

大型船大好きのほっづぎ我が家にとって、大船渡市は車で90分ほどで行ける場所になります。帆船日本丸のセイルドリルが行われた20日と、出港時の挨拶・登檣礼が行われた23日に出かけました。日本丸以外にも大型客船飛鳥Uや深海調査船「かいれい」、護衛艦や巡視船等も寄港していましたが、移動等が大変で日本丸の見学と撮影が中心になりましたが仕方ありません。

ここでは海上から見た停泊中の日本丸の様子、セイルドリルの日に訪れた埠頭から見た日本丸の様子、そして、出港時の挨拶・登檣礼、外洋での別れの場面に構成してみました。

なお嬉しかったことは、セイルドリルの進捗状態を細かに解説される方がおり、その内容をがっちりと記録できた事でした。1時間を超しますが、会場で見ている私達を退屈させない配慮だと思います。家に帰り音声を聞きながらの原稿作成は大変でしたが、聞きながら撮影した画像を見ているとその時の様子がはっきりと思い出されます。私が陣取ったのは解説スピーカー近くで、メインマストの付近で撮影したことをお断りしておきます。解説の内容を解説テキスト文にかなり利用させていただきました。

サムネール画像をクリックしてお進み下さい。



係留中の日本丸 日本丸寄港・埠頭での様子・・・

大船渡市茶屋前埠頭に停泊中の帆船日本丸の様子。ここでは、海側と埠頭岸壁から見た様子を紹介いたします。
36枚の帆が全部拡がった様子の日本丸 セイルドリルの様子・・・

7月20日に行われた日本丸の全ての帆を拡げた様子を紹介します。全ての帆が拡がった様子は総帆展帆と呼ばれ、拡げていく様子はセイルドリルと言います。

1時間ほどかかって全ての帆が拡げられますが、ここまで至るのに乗組員、甲板員、実習生の総力を挙げた人海戦術による壮大なドラマが見られます。
出航時の儀礼である登檣礼で帆げたから手を振る実習生の皆さん。

出航時・登檣礼の様子・・・

帆船が寄港地から出航する際、見送りに来た人への感謝の気持ちで、・・ご機嫌よう・・と挨拶をする伝統儀礼があります。実習生がマスト上のヤードに登り、帽子を手にし大声で挨拶する様子は感動的です。

これを見るために、観光船はまゆりに乗り釜石市から訪れました。

洋上で追い越した観光船から見た日本丸 日本丸外洋での別れ・・・

先に出航した日本丸は、補助エンジンを使いゆっくりと湾口から濃霧の中に消えていきました。あとから出航した観光船は船足が20ノット(時速36km)と速く、湾口を出た日本丸に追いつき追い越しました。

観光船に乗船しなければ見ることが出来ません。濃霧ですっきりとはしなかったのですが、追い越して先に行きますので後ろの濃霧の中に消えていく日本丸、晴れているときよりも心に残る情景でした。
停泊中の大型客船飛鳥Uを海側から見た様子 大型客船飛鳥U寄港・・・

7月23日の日本丸出航の日は、大型客船飛鳥Uが停泊していました。今までは陸上の岸壁からしか見ることが出来なかったのですが、今回は観光船で入港するときと出航するときに海側から巨大な姿を見ることが出来ました。

何回見てもどでかい船なのです。今回の飛鳥Uは目的ではなかったので、時間の合間に側までは行きましたが、例年の寄港とは違い訪れる方もそれほど多くはありませんでした。
復元船である千石船・気仙丸 復元船「千石船 気仙丸」・・・

海フェスタ期間中、茶屋前埠頭には復元された千石船の気仙丸が停泊jしています。20日に訪れたときは、実際に気仙丸に乗船してみました。

頂いた資料には、江戸の経済を支えた海運の立役者
「千石船 気仙丸」と書かれてあります。気仙丸の詳細については、後日改めて紹介いたします