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location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト>登米市・米川の水かぶり>その2>その3 |
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町中を練り歩く水かぶり男たち・・・ 町外れにあるかつての大慈寺のあった場所(諏訪山大慈寺跡)で礼拝し、神の化身になった男たちは町中に繰り出します。水かぶり宿で見た今年の配置は、参加者総勢23名(おかめ・火男含)となっています。さらに四つの分隊になり本隊9名、南隊2名、西隊6名、東隊6の総勢23名となっています。 私が追いかけた諏訪山大慈寺跡に参拝したグループは、先頭でぼんでんを手にしていますので本隊のようでした。 水かぶりの一団は宿を出て法輪山大慈寺(永享元年・1429中山良用大和尚・奥州二十二観音四札所)の秋葉山大権現様に火伏せ祈願する。諏訪森大慈寺跡にも祈願の後、町に繰り出し家々の前に用意された水を家にかけ町中の火伏せをする。人々は男達が身につけたしめなわのわらを抜き取り、自家の火伏せのお守りにする。町を北上し八幡神社と若草神社に参拝後、町の東西に分かれ火伏せしながら宿に戻る。 |
火男(ひょっとこ)とおかめ・・・ 水かぶり宿でもちらりと見ましたが、火男(ひょっとこ)とおかめの姿を偶然見かけました。場所は米川小学校が見える近くだったと思います。資料では水かぶりとは別の行動とありましたので、出会ったときは嬉しくなりました。人通りのほとんど無くなった町中を、黒衣にひょっとこの白い面をつけた男性が鐘をたたきながら歩き、その後ろから女装したおかめの面をつけた男性が、バケツを天秤棒で担ぎながら歩きます。 見ていると、待ちかねたようにお年寄りが手にのし袋を持ってやってきます。そばで詳しくは見ていませんが、頂いたご祝儀はバケツに入れられ、バケツには中が見えないようにふたがしてあります。 水かぶりの一団とは別に、鐘を鳴らす墨染僧衣の火男(ひょっとこ)と天秤棒に手桶を担いだ女装のおかめが、家々を訪れてご祝儀を頂く。訪れた家に福をもたらす来訪神といわれ、火男は火の神様の仮のお姿であり、おかめはその相方である。この形態も古くから行われている。 |
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