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         大船渡市・気仙丸見学


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2008年7月20日海フェスタいわて・大船渡会場にて・・・

全国海の祭典「海フェスタいわて」が、三陸海岸大船渡市公共埠頭を主会場にして7月19日から27日まで行われました。私にとって、岩手を会場にした海の祭典は平成4年に行われた釜石会場で開催された海洋博以来の事です。

海フェスタ期間中、茶屋前埠頭には復元された千石船の気仙丸が停泊jしています。20日に訪れたときは、実際に気仙丸に乗船してみました。頂いた資料には、江戸の経済を支えた海運の立役者「千石船 気仙丸」と書かれてあります。※海フェスタいわて・日本丸寄港のテキスト文からの抜粋

ここからの画像は、海フェスタいわて・日本丸寄港の際、釜石港から観光船「はまゆり」に乗船し大船渡港を訪れた時に撮影していた画像です。今までページを作成せずに眠っていたもので、期せずして六年後の紹介になりました。

ページの構成は岸壁に係留されていた気仙丸の様子、行列に並んで乗船し内部を撮影した時の様子の二場面だけの構成です。詳細説明は省略し、サムネールだけでの紹介になります。

岸壁からの撮影で、背景に見えている人家や建物等は、2011年.3月11日の東日本大震災の大津波で消失し今は見られない風景になって居ます。改めて津波でお亡くなりになった方々への鎮魂と、罹災した方々へのお見舞いの気持ちを記すと共に、復興の取り組みがより一層進められることを祈願する一人です。


係留中の気仙丸 1 岸壁に係留中の気仙丸・・・

大きな一枚帆が展帆されていますが、帆の上部中央には椿の文様が刺繍されていました。かなり多数の皆さんが並んで順番を待っていました。

待つ間を利用し、気仙丸の様子を撮影しました。
係留中の気仙丸 2 係留中の気仙丸 3
係留中の気仙丸 4 係留中の気仙丸 5
係留中の気仙丸 6 係留中の気仙丸 7
係留中の気仙丸 6 係留中の気仙丸 9
係留中の気仙丸 10 係留中の気仙丸 11
船内に入ります 岸壁から渡された板ばしごを使って船内に入ります。1000石船と言いますとかなり大きな船を連想しますが、それ程大きくはありません。

多数の方が乗船すると混み合って大変なので、人数制限があり区切っての乗船でした。向かって右側から船内に入りました。

出る時は左側の入り口から出て下船します。

気仙丸の内部 1 船内の様子・・・

向かって右側の入り口から船内はいりました。高さがあまりなく、背を屈めないと頭が天井の梁にぶつかることがあります。

驚いたのは、入ってすぐの場所にかまどがあり、ここで乗員の食事を作っていました。水夫達の寝る場所があるのですが、その場所までは公開されていませんでした。
気仙丸の内部 2・・・炊事用のかまど 気仙丸の内部 3
気仙丸の内部 4 気仙丸の内部 5
気仙丸の内部 6 気仙丸の内部 7
気仙丸の内部 8・・・帆柱の根元。 内部の様子は思ったより狭く、ここに米俵を積んだら何俵積めるのか良く分かりません。しかし、時代劇等に出てくる千石船は巨大船に分類されますので、米に限らず色々な産物の輸送に欠くことの出来ない存在でした。

船の中央にどーんと収まっているのがメインの帆柱です。長さ18メートル、幅5.75メートル、高さ5メートル、帆柱の長さ17メートル。一枚帆の広さは畳85畳分の大きさがあります。
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