2010平泉毛越寺浄土庭園・曲水の宴に戻る

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終演の辞・・・

14:30・・、主催僧である千葉貫首から曲水の宴の終了挨拶がありました。本当に残念でしたが、マイクから遠く声も低かったのでしょうか、ほとんど聞き取れません。会場の皆さんからも、「マイクが入ってないよ・・」とクレームがありましたがそのまま終了しました。
終宴を告げる主催僧・千葉貫首。
やっと立ち上がることが出来た小船さん、80分間ご苦労様でした。 十二単姿の小船さんも、歌題披露が終わり正座してから1時間20分間、身動きせずにじっと同じ姿勢を保っていました。この役柄は忍耐の連続でありご苦労様でした。

これから遣水の水辺を歩き、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の船に乗って本堂まで戻ることになります。大泉が池の岸辺では、船頭役の方が待機していました。
参宴者をまつ船頭役の方々、のんびりとした光景でした。 主催僧と講師が船に向かいます。
童子と歌人が続きます。 狩衣姿の歌人と袿姿の女性歌人。


龍頭鷁首の船で渡る・・・

龍頭鷁首の船に乗り大泉が池を渡る様子を撮影するために、早めに西側の湖畔を歩き南大門跡で待ちました。風がほとんど無く、湖面は鏡のような様相です。

講師と主催僧が乗った船が湖面に反射し、きれい情景を見せています。二隻目には十二単の小船さんと四人の童子が乗っています。

小船さんは一人では降りられませんが、四人の童子は疲れたなあと言う表情を見せながら降りてきました。緊張の連続ですから仕方なかったと思います。
龍頭鷁首の船に乗り進む講師・主催僧、湖面に反射してきれいでした。
小船さんと童子達 1 小船さんと童子達 2
四人の童子達ですが、一人だけ男の子がいますがお分かりでしょうか。 疲れた表情で船から下りる童子達。
身じろぎしない小船さんです。 童子達が船から下りても動かないでいる小船さんです。一人で動けないのが分かっていましたが、そのうちに着物姿の女性が二人やって来ました。資料によると、装道礼法きもの学院・岩手支部の方々です。

小船さんが動けるように十二単の裾を持ち上げ、手際よくまとめていました。私には良く分かりませんので、説明が間違っているかも知れません。

装いが出来ると渡り板までやって来ました。そこから先の介添えは別の女性になり、両手を支えられて陸地に向かいます。
世話役の女性がやってきました。 着物の裾を丸めて歩けるようにしています。
この時は対岸にいた皆さんにポーズをとっていたときでした。 介添え役の女性に両手を支えてもらって船から下りました。


船から下りた十二単の平安女性・小船さんは、本堂へとゆっくりと歩き出します。周囲で見ている方もめったに見ることの出来ない優雅な平安女性姿の小船さんです。もの凄いカメラの放列があり、その優雅な姿をカメラに納めていました。私も追っかけをし、本堂前で小船さんを待ちました。

正面から目線をもらえたなと思った画像がありました。ちょっぴりピントが甘いようにも思えましたが、歩いている姿でもあり納得しました。

前回とは違う場所に居たこともあり、歌人と童子のやりとりが一部しか見られない事もありましたが、延年の舞・若女も間近で見られたことに満足しています。しかし、思いつくままにページを構成したため、100コマ近くの画像になったことを反省しております。
本堂に向かう十二単姿の小船さん 1 本堂に向かう十二単姿の小船さん 2・・・正面で構えて目線をもらったと思いました。
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