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                >その2

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10:27頃 境内での争奪戦・・・

境内での争奪戦は15分位もみ合います。気をつけて見ていたら、一人の男性が蘇民袋を抱えてもみ合いの中から出て石段の方へ走り出しました。一瞬のことでもあり、撮影は出来なかったのですが・・。

もみ合いしている男達の間から、肝心の蘇民袋は見えませんでした。誰かががっちりと抱えていると思われます。
境内での争奪戦 1・・・若い男達の中に年配の男性が一人、気合いが入り頑張っていました。
境内での争奪戦 2 境内での争奪戦 3
境内での争奪戦 4・・・肉弾戦の言葉がぴったりです。 境内での争奪戦 5
突然でしたが、父親に肩車された男の子がもみ合う男達の中に入れられました。争奪戦と子ども、どのような意味があるのか分かりませんが、男達に担ぎ上げられて中に入りました。

しかし、男の子は嫌々と渋ったようで、すぐ中から出されました。少々泣いていたようでした。
境内での争奪戦 6・・・男達の中に男の子が入れられましたが、泣き叫んですぐ降ろされたようです。
後ろ向きなので表情等は分かりませんが、上半身裸の男性(争奪戦の男性とは違う)が男達の上に乗り、手にした紙袋を周囲にまき始めました。周りにいた皆さん、まかれた袋を求めて争奪戦です。

私も側にいたのですが、撮影に夢中になり拾えませんでした。

ここでは参加者が裸男上に乗り御福銭をまくことがある。
(※岩手の蘇民祭より)
境内での争奪戦 7・・・手にした御福銭をまく男性。
境内での争奪戦 8・・・紙袋が飛んでそれを捕ろうとする女性の手。 境内での争奪戦 9
境内出口で争奪戦を見守る審判団 15分ほどもみ合った男達は、参道に移動すために出口にあり石段近くまで移動してきました。私は山門の下で降りてくるのを待っていました。その時ですが、バケツに水を入れた男性が息を弾ませて参道を上ってきました。どうやら男達に水をかけるようです。

それを見ていた年配の女性が、「※※※※※して持って来たもなあ・・」と声をかけていました。その言葉は始めて聞く言葉なので「どういう意味ですか」とお聞きしたら、ここの標準語だよと笑っていました。

残念ですが、肝心の言葉を忘れてしまっていた私でした。多分、「苦労してここまで汲んでいた」と言う意味だと思われます。
争奪戦でもみ合う男達に水がかけられました。 慌ててバケツを持った男性を追いかけ境内まで戻りました。二回ほど男達にかけたら水はなくなりました。

どこの蘇民祭でも見かけるのですが、もみ合う男達に水をかけると湯気が出てきます。この時も湯気が出たのでしょうが、はっきりとは見えませんでした。

10:48頃 参道での争奪戦・・・

境内の石段を下りて山門をくぐると、杉の木立の中を通る真っ直ぐの参道になります。ここでもみ合いながら、出口の鳥居を目指して進みます。
参道での争奪戦 1・・・一気に石段を下りると危険なので審判団が押さえています。
参道での争奪戦 2・・・慎重に石段を下りてき男達です。 参道での争奪戦 3
参道での争奪戦 4 参道での争奪戦 5
参道での争奪戦 6・・・参道出口まで男達がやってきました。 杉並木の参道で10分位もみ合いをしながら、100m程の道を下ってきました。ここから先の一の鳥居までは、急勾配の曲がりくねった石段が続きます。
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