赤鳥居から出た場所でもみ合っていた男衆の一人が、蘇民袋を抱きかかえたまま参道下へ転がり落ちました。遙拝所建物の側ですからかなりの積雪がありました。
一瞬でしたが驚いた男衆です。しかし次の瞬間、一斉にその場所になだれ込みました。蘇民袋を抱いたまま横になっているようで、争奪戦は続き動きが止まりました。
5分ほどもみ合っていましたが、移動するめどが立ちましたので先回りをして一の鳥居まで向かいます。 |
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一の鳥居から遙拝所までの参道です。右端には宮司さんのお宅があります。押し合いながら、参道から外れる事無く真っ直ぐ進んできました。
前回は、宮司宅の庭に流れ込んだり、右側の田んぼに流れそこで終了したこともあります。 |
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一の鳥居の下は雪が溶けて水溜まりが出来ています。赤いタスキをした男性が、「ここでもめると大変だから雪を置くかあ・・」のかけ声で、道路脇から大量の雪が置かれました。
予想したとおり、一の鳥居を少し出たところでもみ合いが止まりました。様子を見ようにも場所的に困難でした。 |
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争奪戦終了は、花巻市消防団員ラッパ手による合図で終了します。三人のラッパ手が合図を待ちます。良く見たら女性消防士・ラッパ手が居たことには驚きました。
手前の女性ですが、高いアングルから撮影しようとアルミ脚立を出していました。上に登ったとたん、がたんと滑り落ちていました。
雪の上での脚立使用は、かなり気を遣っても滑りますので要注意です。かく言う私も、家で作業中にバランスを崩し転倒したことがあります。 |