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                >その2

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18:56 本堂に入る・・・

境内を時計逆回りに3回廻った皆さんは、本堂正面から中に入ります。目のページでもふれましたが、本堂に入ることと撮影することが許可されていましたので私も一緒に入りました。

本堂正面 1・・・左側で威勢のいい太鼓を鳴らしている方々、そして皆さんが本堂へと進みます。
本堂正面 2・・・昭和会、蘇民祭の半纏を着た方々が続きます。 本堂正面 3・・・長靴とと角灯の対比が気に入りました。
本堂に入り、儀式が始まる前に護摩壇に置かれてある蘇民袋、蘇民塔を撮影しました。離れたところからの撮影になりました。 住職さんの後ろから見た蘇民袋と蘇民塔。
護摩壇では護摩木に火が入っていました。 先に本堂に入られた住職は、護摩壇に座り護摩木に火が入っています。護摩木は一組300円で売られており、皆さんは買い求めて住職の脇に置いていました。

19:00過ぎ 護摩焚き法要・・・

法要の始まりです。護摩壇の炉に護摩木がくべられ、炎がどんどん大きくなっていきます。住職は護摩木をくべながら読経が続きます。

しばらくして、香炉が廻され皆さんは香をくべて合掌しています。私のところにも廻ってきましたので、合掌礼拝をしました。

最初から最後まで、威勢のいい太鼓の音が本堂内に響きます。叩いている方は、お山登りの時の葦松明を持った方でした。

護摩焚き法要 1
護摩焚き法要 2
護摩焚き法要 4 護摩焚き法要 5
護摩焚き法要 6 護摩焚き法要 7
護摩焚き法要 8・・・若い住職さんです。 30分近い法要で、本堂内は護摩木の煙が立ちこめていました。

護摩焚き法要を見たのは今回が3度目になります。気がついたことでしたが、最初は何気なくストロボを使用していたのですが、煙が影響して不鮮明になりました。後半からは、カメラの感度を上げて自然光線で撮影しています。

画像がすっきしりしなかった部分や、ピンボケ気味になっていることをお断りします。

護摩壇の蘇民袋と蘇民塔。

厳粛な法要儀式が終わりましたので、護摩壇に近寄り蘇民袋と蘇民塔を撮影しました。麻の袋で頑丈に縫われ、中には駒木が入っています。

側に立っている蘇民塔には、今までの取り主の名前が記入されていました。

見ていたら係の男性が炉に近寄り、つきたての伸し餅を焼き始めました。文字通りの「護摩餅」です。火に炙られた餅は軟らかくなりました。

護摩火で餅を焼きます。 護摩餅の出来上がりになります。
護摩壇の燃えさしからはまだ煙が出ています。頭を下げて煙を自分に振りかけると、魔除けになります。皆さん揃って拝み煙を振りかけていました。

昨年の藤沢町・長徳寺蘇民祭では、財布を煙にかざしたり、車のキーをかざしていたのを思い出しました。
撮影していたら、目の前からひょいと蘇民袋を持ち上げた方がありました。突然だったので驚きましたが、よく見たら葦松明の男性でした。もしかしたら明日の蘇民袋争奪戦に出られるのかも知れません。

その後、ご本堂では観音寺からのご接待があり、酒席が設けられました、私もお誘いを受けましたが、ご辞退申し上げて家路につきました。
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