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    2011年金ヶ崎町・永岡蘇民祭・水かけ祭

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男衆に思いっきりかけられる水、たちまち湯気がもうもうと上がります。
裸男衆が入場して参ります。今回は遠く北海道から南は京都まで、若者が集まって参ります。その後、功徳山真言宗観音寺柏山和尚様のご祈祷を頂きます。裸男衆は県道金ヶ崎若柳線・・通称永沢銀座と申しておりますが・・ここを練り歩きます。丁度、大東町大原の水かけ祭りにも似た光景がこれから繰り広げられます。ご来場いただきました皆様方には、裸男衆に浄めの水をたっぷりとかけていただきますようにお願いいたします。すでに、軽トラックの荷台にはたっぷりと水が用意されております。(※会場での案内から)


蘇民祭の企画にあたり、大東町で行われている「水かけ祭り」を組み合わせたと言います。大東町の「水かけ祭り」も撮影しましたが、男達が駆け抜ける街道南側にはずらりと大型の水タンクが置かれてあり、周囲に遠慮することなく思いっきりバケツで水をかけます。本気になって撮影するには、カッパを着用しカメラが水をかぶるぐらいの覚悟がないとナイスショットは撮影できません。

ここ、永岡蘇民祭水かけ祭りでは、そんなに多くない水かけなので周囲の方が水をかぶることはない様です。

11:19 裸男入場・・・

下帯姿に昭和会のコートを着た男性が、火のつかない松明を手にして入ってきます。その後には赤い下帯を締めた男衆(還暦者とのこと)が太鼓を叩きながら続きます。



裸男入場 1・・・下帯姿の男衆が松明を先頭に入ってきます。
裸男入場 2・・・赤い下帯の太鼓の方は還暦を迎えた方と言います。 裸男入場 3
裸男入場 4・・・住職さんはさすがに寒そうです。 観音寺柏山住職も同行していますが寒そうです。

ほら貝を吹く男衆の後ろには、蘇民袋を手にした実行委員長、昨年度取り主の持つ蘇民塔が見えています。
裸男入場 5・・・ほら貝の後には蘇民袋を手にした実行委員長が続きます。 裸男入場 6・・・中央の方は蘇民塔を持つ昨年の取り主。
最初に蘇民袋が祭壇に移され、御福銭や餅、福飴、野菜等が祭壇に置かれます。

最後に前年度取り主が蘇民塔を返還し祭壇に置かれます。
裸男入場 7・・・祭壇へ蘇民袋を運びます。
裸男入場 8・・・福餅や福飴等が祭壇に置かれます。 裸男入場 9
裸男入場 10 裸男入場 11・・・最後に蘇民塔が祭壇に置かれます。
裸男入場 12 祭壇に置かれた野菜、蘇民袋、蘇民塔、餅が見えています。祭壇の下には火鉢があり、ここで護摩木が焚かれ御祈祷が始まります。
裸男入場 13 気勢を上げる男衆達、前に置かれてあるバケツには水が入っています。
裸男入場 14 裸男入場 15
御祈祷 争奪戦が無事終了するようにと、住職の御祈祷が始まりました。火鉢には護摩木が焚かれています。
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