19:58 本堂前でのお祓い
下山した裸参りの男衆は本堂前に整列し、大麻や錫杖を手にした四人の僧侶からお祓いを受け、その後、御加持を受けます。
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目の前で大麻を振りかざす「ばさ、ばさ」と言う音、錫杖を打ち鳴らす音、暗い本堂前での厳粛で緊張する瞬間でもあります。
厳粛な場面を撮影しながらいつも思うのですが、傍観者的立場でストロボを使用し撮影することは、本来的には不謹慎な行為なのかも知れません。
他の場所で撮影するときは、必ず「撮影してもよろしいのですか?」と了解を得てから撮影しています。今回の撮影は、和田さんが事前に許可を得ていると知らされていました。 |
お祓いと御加持が終わると、本堂前に注連縄が張られ使用した松明が燃やされます。この火で身につけていた御守りと噛符、角灯の紙をはがし、火にくべて焼きます。
激励会でも説明がありましたが、角灯の骨組みや腰に巻いた注連縄も再利用するので焼かないとのことでした。 |
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松明が勢いよく燃えています。冷え切った身体には何よりの松明の火です。たまたま目線とカメラが出会ってしまいました。 |
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来年も使用する注連縄です。段ボール箱にしまわれています。 |