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>その2

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9:44 五大尊堂へ・・・

御神火への点火の後、再び行列は五大尊堂を目指して進みます。

お山登り 12・・・行列は五大尊堂を目指し進みます。
お山登り 13 お山登り 14
お山登り 15・・・優勝旗を手にする是年度取主。 優勝旗を携える前年度取り主の方、石段を登った場所で後から来られる住職を待ちます。

優勝旗のリボンには、平成二十三年度五大尊蘇民祭取主と書かれてあります。

やがて、皆さんが見守る中を光勝寺住職が登ってこられ五大尊堂に入ります。
お山登り 16
五大尊堂前で、前年度優勝者から住職に優勝旗が返還されます。

その後、五大尊堂では病魔退散、五穀豊穣を祈願する護摩法要が行われます。

護摩法要は長い時間がかかりましたが、今日は堂内には入りませんでの、その様子は不明です。
お山登り 17 お山登り 18・・・優勝旗が返還されます。


9:54 受付と下帯締め・・・

五大蘇堂と第二境内の間には神楽殿があり、ここで蘇民袋争奪戦に参加する方の受付がありました。受付はすでに終了していたようでした。
受付の様子 1
受付の様子 2 受付の様子 3
受付の後ろでは、下帯に着替えている方々が居られました。昨夜見た裸参りとは違った感じで、手伝ってもらいながら下帯を締めていました。

裸参りと違うと書いたのは、昨夜は夜道を歩くだけでしたが、本日の蘇民袋争奪戦は人混みの中で揉まれますので、がっちりと締めなくてはなりません。
下帯姿になる 1
下帯姿になる 2 下帯姿になる 3


10:08 お供物まき・・・

堂内での護摩法要が終わり、祭壇にあげられた供物が皆さんにまかれます。私の居た場所はまかれる方の左手に位置し、目の前でまかれる様子を広角レンズで撮影しました。

かなりの広角ですから、正面から外れた場所の画像ひずみが気になります。これは広角レンズの特性ですから仕方ありません。

最初はどこでもお決まりのミカンまきです。

お供物まき 1
お供物まき 2 お供物まき 3
お菓子(せんべい)まき・・・

お供物をまく方の表情が中心で、拾う方の表情は撮影しておりません。
お供物まき 4
お供物まき 5 お供物まき 6
お福銭まき・・・

ご縁があるようにと言う意味から、のし袋には五円玉が一個入っているはずです。
お供物まき 7
お供物まき 8 お供物まき 9
福玉まき・・・

今回初めて見た福玉ですが、カラーボールにマジックで書かれてあるようです。説明では、「拾った方は下に持っていくと景品がもらえるよ・・」と話していました。

この場面では拾った子ども達の表情も捉えてみました。

お供物まき 10
お供物まき 11 お供物まき 12
力餅まき・・・

昨夜の星祭りで頂いたものと同じ固い餅です。副審判長ががっちりと掴みまいていました。

また、来賓の方のアクションに惹かれてしまいました。子ども達から、「校長先生」と声がかかったような感じがしました。もしかしたら、地域の小学校の方かも知れません。
お供物まき 13
お供物まき 14 お供物まき 15


10:41 護摩餅飛ばし・・・

供物まきの最後は、護摩祈祷で焼かれた熱い護摩餅がまかれます。

若い僧侶が火挟みで掴んだ護摩餅を手にし、下で待っている男衆の上に高く放り上げます。
護摩餅飛ばし 1
護摩餅飛ばし 2 護摩餅飛ばし 3
護摩餅飛ばし 4 少々ピンボケ画像ですが、放り投げられた護摩餅(紙にくるまれている)と火挟みが写っていました。

手を上げている男衆の上に落ちてきますが、どうやら下まで落ちたあたりでがっちりと掴まれたようです。
護摩餅飛ばし 5 護摩餅飛ばし 6
護摩餅飛ばし 7 下で待つ男衆が我先に取り合い、その場で口にしています。熱いので大変でしょうが、御利益があるとなるとそんなこと言ってはいられません。

男衆が手にした護摩餅は、それほど大きな塊ではないようで引きちぎっているのが分かります。分け合っていますね・・。
護摩餅飛ばし 8 護摩餅飛ばし 9
護摩餅飛ばし 10 取り合って手にするのは裸の男衆ですが、自分一人で口にするのではなく、周囲のご老人にも小さくして分けていました。

見ていて微笑ましくなり、若者とご老人との交流だなあと感じていました。御利益を分かち合い、お互いの幸せを願う男衆です。共に幸あれと祈念します。
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